妖精の尻尾のお姫様 Part20【FAIRYTAIL】

第665話 本当に男前 ページ35

ナツ「ゼレフ───！！！！！」

ゼレフ「ナツ──────ッ！！！！！」




お互いの拳はぶつかり合い
その衝撃はギルドの外にも伝わっている



ゼレフ「！！！」


ナツ「おおおおおお！！！！！」



さらに拳に力を込めるナツ
そして気絶していたメイビスが目覚める



メイビス「！！」



ナツの拳が、ゼレフの拳を燃やし始める



ゼレフ「熱い… 焼ける！！
僕の魔法が…時が…燃やされている！！！」



ナツの燃える拳が徐々にゼレフを追い込んでいく



ゼレフ「自身の魂を燃やして…これがナツの炎…ギルドの炎…」





・






・




「みんなー船から離れろーっ！爆発に巻き込まれるぞ！」


エルザ「ジェラール！！！」

ウェン「ああ…」



アクノロギアに握り潰されているジェラール



ジェラ「うぁああぁ…ああ…」


エルザ「今行く！！」





その時クリスティーナが浮上する



「何だ！？」

「船が動いた！？誰が…」

「よせー！！その船は爆発するぞー！」

「つーか大破してんのに何で動いてんだよ！！」



ウェン「！」




クリスティーナを浮上させたのはアンナであった




アンナ「物事には順序というものがあるの
天馬さんごめんなさいね…
この船ごと奴を時の狭間に押し込むわ！！」


ウェン「先生ー！！！」

イヴ「無茶だ！」

レン「あんた死ぬ気か！？」


アンナ「これが私の400年を越えた使命なの！！」



だがアンナは思うように
クリスティーナの操縦ができずにいる



アンナ「くっ…！」

ヒビキ「無謀だよ！！
クリスティーナは僕達じゃなきゃ操縦できない！」



コントロールしきれず
船体が大きく揺れアンナは倒れる




アンナ「それでも…私は…」




それでもアンナは再び舵を取ろうとする



一夜「操縦は私に任せたまえ」



再び手が離れたかと思えば
アンナの代わりに一夜が舵を握った



イヴ「一夜さん！？」

ジェニー「そんな…」

エルザ「一夜…」


一夜「こんなに素敵な香り(パルファム)の女性を１人にはできないさ」


アンナ「あなた…本当に男前ね」




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