妖精の尻尾のお姫様 Part20【FAIRYTAIL】

第664話 炎に変えて ページ34

ジェラ「オオオオオ！！！！」

エルザ「ジェラール！！！」


アクノ「！！！」



ジェラールの魔力を纏った突撃は
アクノロギアに直撃はするものの
そのジェラールの魔力を喰らうアクノロギア


アクノ「死にゆく者よ…我は魔を喰らいし竜
魔竜アクノロギアぞ！！」


ジェラ「魔力が吸われ…て…！」

エルザ「離れろジェラール！！！」


ジェラ「(だが… 奴を時の狭間にぶつける事ができれば…
オレはエルザを守れるんだ！！！！)」



アクノロギアを、その背後にある
「時の狭間」へ 押し込もうとするジェラール


アクノ「ぬ！？」




そのジェラールの命懸けの行動を見て
一夜は叫び、逆にアンナは声も出せない




一夜「よすんだ！！ジェラール君！！！」

イヴ「一夜さん！！船がもう限界です！」

レン「落ちるぞっ！！」

ヒビキ「みんな衝撃に備えろーっ！！！」



傷ついた飛行船クリスティーナが海へと着水し
その衝撃で、船内は荒れる

時の狭間へと押し込もうとするジェラールを
手で掴みとった アクノロギア



ジェラ「ぐはっ！！」

アクノ「このまま潰れよ！」

エルザ「よせ…」

ジェラ「うああ…あああ！！！」






・





・






ナツ「オオオオオ！！！！！」



何度も何度も、ナツは拳をゼレフにぶつける



ゼレフ「どこまで僕の邪魔をすれば気が済むんだい…」



ナツ はさらにゼレフを殴る



ナツ「みんなと笑って過ごせる日を取り戻すまでだァ！！！！」


ゼレフ「それを僕がつくってやるんじゃないか！！」



ゼレフも反撃する



ナツ「ぐぁあっ！！！」



ゼレフの攻撃に耐えて態勢を立て直すナツ



ナツ「違う！！！！お前は 自分の事しか考えてねえ！
お前のやろうとしてる事は…この世界を否定する事だ！！！」


ゼレフ「世界に拒まれ続けた者の苦しみも知らずに… よくも…！」




するとナツのフェアリーテイルの紋章が輝く



ナツ「燃えろ！！！オレの全て！！！
ギルドの力を 炎に変えて…！！！」



全身に炎を纏い力を込めるナツ
ゼレフも渾身の一撃を繰り出そうとしている



ゼレフ「我が呪いよ、怒りよ、悲しみよ
全ての闇を力とせよ…」



ナツ「炎竜王の崩拳！！！！」

ゼレフ「暗黒爆炎陣！！！！」


ナツ「これで終わりだァ ゼレフ！！！！！」

ゼレフ「消えろォォナツゥゥゥ！！！！」





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