妖精の尻尾のお姫様 Part20【FAIRYTAIL】

第653話 計画実行 ページ23

飛空艇を追うアクノロギア



イブ「このまま目的地までついてきてくれるかな」

レイ「べ…別に付いて来て欲しくて煽ってる訳じゃ…」

ジェニー「脱ごうかしら」

ヒビキ「僕の計算ではお色気作戦は無効だよ」


ウェン「アンナ先生」

アンナ「ウェンディ」

ウェン「私…その…あまりよく思い出せなくて…」

アンナ「仕方ないわ
ナツ達も私の事は覚えてないでしょう
きっと幼い体でエクリプスを通った代償かもしれないわ」

ウェン「思い出したいのに…私…」

アンナ「その気持ちだけで十分…いずれ思い出すわ
物事には順序というものがあるの」



そう言うアンナを不安そうに見ているエルザ
それを察したジェラールがエルザに声をかける



ジェラ「そんな顔をするな…あの女の話…
そもそもあの女自体どこまで信用していいのか分からんが…
現状…この作戦にかけるしか
あのアクノロギアを倒せる可能性はないんだ」

エルザ「信用はしているさ…信じなければ何事もなされない」

ジェン「そこはお前の良い所であり、弱点でもあるな」



その時、一夜が呼びに来る



一夜「アンナさん！！
指定の座標に近づいてきましたぞ！！」

アンナ「！！皆始めるわよ！！」



機械を操作しているイブ達



イヴ「ヒビキ、計算に間違いはないね？」

ヒビキ「当たり前さ」

レン「時の狭間に触れたらオレ達だって終わりなんだからな！」

ジェニー「本当に私達の船をギリギリで通過させるの〜！？
時の狭間っての目に見えないんでしょォ！！」

レン「危ねえ橋だが渡るしかねぇ！！」

ヒビキ「僕の計算を信じて！！」

イブ「時の狭間まで後400m！
300……！200……！100……！」

アンナ「皆…何かに掴まって！！」

一夜「バレルロォール！！メェーン！！」



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