第632話 友達だろ ページ1
ゼレフ「
アヴァタールに潜入していた時の事を思い返すグレイ
グレイ「クソみてーな仕事だったが得るものはあったんだ」
すると周りの机などが凍り始めてゆく
ゼレフ「ロスト属性を付加させた魔法の威力は従来の数百倍…
その代償に使用者の存在をこの世界から消す」
グレイ「誰の記憶にもオレは残らねえって事だろ?
わかってるさ、だから誰も悲しまない!!涙はもう十分だ!!」
強まっていく冷気
ゼレフ「くっ…体が…動か…」
グレイ「これで終わりだ!!ゼレフ!!」
ゼレフ「自分の命を…存在を消したところで…
この魔法は氷で対象者を閉じ込めるだけの魔法
僕は殺せない」
グレイ「お前を殺したらナツも死んじまう!!
だから閉じ込めるんだ!!永遠に!!」
ゼレフ「永遠などない!!
やがて氷は溶け、僕は復活する!!」
グレイ「その時までの平和は手に入るんだろ?
フェアリーテイルの勝ちだ!!おぉおおおぉお!!!!」
力を込めるグレイ
肌にヒビが入り始めたグレイは気を失うように前に倒れていく
その時ふと、頭の中に聞き慣れた声が流れる
・
・
『グレイ…お前という奴…』
グレイ『!……ウル…』
ウル『生きる事を諦めてはダメよ』
グレイ『悪ィ…もう決めたんだ』
ウル『やめなさい』
グレイ『これしか方法はなかった…』
ウル『やめて』
グレイ『最後までありがとう…ウル…』
ウル『やめ…』
・
・
ナツ「やめろォォォォォ!!」
グレイ「!!」
飛び込んできたナツがグレイの腕を押さえつけ、床に叩きつける形でロスト・アイスドシェルを解いていく
グレイ「ナツ…」
A「グレイ!!」
グレイ「…A」
ゼレフ「来たか」
ナツ「お前…忘れちまったのかよ…その魔法…前にも1回止めたハズだぞ」
グレイ「オレは…オレは…一時の感情に流され…
お前を…仲間を殺そうとした…もうギルドにはいられねえ!!だから…」
ナツ「そんなのお互い様だろ!!」
グレイ「…!」
ナツ「なぁグレイ………オレたち友達…だろ…」
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御子柴琥珀(プロフ) - ameaさん» ありがとうございます! また原作追いつくでしょうけど、最後までお付き合いお願いします。頑張ります!! (2017年9月21日 23時) (レス) id: cd299cef51 (このIDを非表示/違反報告)
amea(プロフ) - 毎回見させていただいてます!続きが楽しみです♪頑張ってください!! (2017年9月21日 21時) (レス) id: 43d25eb71c (このIDを非表示/違反報告)
御子柴琥珀(プロフ) - MAGENTAさん» ありがとうございます! 再開しても軽く不定期更新ですけれど精一杯頑張りますね! (2017年9月6日 0時) (レス) id: cd299cef51 (このIDを非表示/違反報告)
MAGENTA(プロフ) - この小説凄く好きです!!忙しいとは思いますが頑張ってください!! (2017年9月6日 0時) (レス) id: 462a6b8550 (このIDを非表示/違反報告)
御子柴琥珀(プロフ) - ユリさん» 原作を単行本で読んでるんで続きを書けないんです…!!私自身早く書きたいんですけどね……発売されたらすぐ書いてすぐ更新しますね! (2017年8月15日 22時) (レス) id: cd299cef51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:御子柴琥珀 | 作者ホームページ:http://kohaku mikosiba 0423
作成日時:2017年8月4日 11時