妖精の尻尾のお姫様 Part19【FAIRYTAIL】

第607話 重力ならば ページ19

スティ「オレはずっとナツさんの背中を追いかけてきたんだ
アンタみてーのはすげー邪魔なんだよ」

ラーケ「私はこの手でナツの魂を浄化する…君ごときは初めから眼中にない」


スティ「試してみろよ
オレとローグの力…セイバーの真髄をな！！」



ラーケイドの元へ走っていき、
白い右腕でラーケイドを吹っ飛ばすスティング
しかしラーケイドは余裕の表情ですぐさま札を飛ばすが白い右腕でその札を消すスティング



ラーケ「消え…」

ローグ「白い魔法はスティングの力が相殺し…」



左腕を振りかぶるスティング



スティ「ローグの影がアンタを破壊する！！」


ラーケ「がっ！！」

 
スティ「そして2人の力が合わされば！！」



吹き飛ばされるが倒れないラーケイド



ラーケ「何人合わさろうが最後の欲には抗えない…
永遠なる死の眠りを！！R・I・P(レスト・イン・ピース)！！」


スティ「！」

ローグ「これは…」



がくっ…と崩れるスティング



スティ「く…」

ローグ「眠気が…」

ラーケ「目を閉じた時が君達の最期だ」



脇腹の傷を叩きまくるスティング



スティ「くそォォ！！寝るな！！寝るな寝るな！！」

ラーケ「人間は欲には逆らえない、アクノロギアでさえね
故に私こそがアクノロギアにも勝ちうる究極の魔導士」


スティ「ローグ…」

ローグ「スティング…影に入れ…」

スティ「…！！」

ローグ「影の中では全ての感覚が研ぎ澄まされる…一瞬だが眠気も飛ぶハズだ」

スティ「急にそんな事言われてもどうやって…」

ローグ「重力を感じろ…足と大地が一体化するほどに…」



重力を感じようとするスティングは「重力…重力！！」と言葉にして意識をする

 

カグラ「重力なら私が…無理矢理引きずり落としてやろう！！」

スティ「おお！！」

ローグ「カグラ！」

ラーケ「！」



カグラの重力魔法によって影の中へと落ちていったスティング



ローグ「よし！！」




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