妖精の尻尾のお姫様Part11【FAIRY TAIL】

第317話 優しさなんて… ページ20

A「私とあんたは敵だ！ 優しさなんていらない！」

トルテ「確かに敵…敵だけど…敵じゃないから…」

A「なんで…泣いてんのさ…」

トルテ「レアンフォーラ」

A「！！？」

トルテ「…そんな訳ってそんなはずないって思ってた
妖精の姫って聞いて 似てるなってただそれだけだった
けど…大魔闘演武を見て確信した…









私の…子だって」


トルテの言葉にAは驚きが隠せなかった


A「そんな…はずない…だって…お母さんは…」

トルテ「死んだと思ってた？
死んでない…って言ったら嘘になるね…

私はね…ただの亡霊にすぎないの
それに、名前だって『トルテ』って名前じゃない
マルドギールが勝手につけただけ
本当の名前はね『ファシィル』って言うの」


A「(ファシィル…！？ 初代の…友達？)」


ファシ「いきなり言われたって信じきれないよね
けど、事実なの」

A「…そんな……」

ファシ「私の本当の名前は
『ファシィル・モナール・ダルタニアン』正真正銘 貴方の…Aの母よ」

A「そんな…はず…」

ファシ「記憶が混乱しているからね
仕方ないけど…証明できるものなんてないし…」

A「…初代…メイビスとは…ウォーロッドさんとは…どういう関係なの…」

ファシ「メイビスとウォーロッド？私の友達よ “昔”からのね」

A「昔って…150年くらい前の話でしょ…私のお母さんが…100歳以上って…ありえないし…
もし仮に貴方が母親だとしても…若すぎるでしょ…」

ファシ「若いって！？あーもう照れるなぁ〜
…アンクセラムの呪い」

A「アンクセラム…？」

ファシ「そう、呪いにかかってしまって長い月日を過ごしたの
見た目もずっと17歳のまま

見た目が若いのはいいのだけれど
何百年もの月日を一人で過ごすのはとても辛かった」


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急展開すぎてワロタ



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