妖精の尻尾のお姫様 Part9【FAIRY TAIL】

第258話 前日 ページ3

７月５日 大魔闘演武 最終日前日


マカロフ「なんだと？ルーシィが王国兵に捕まった？」

ラクサス「よく分からん計画の関係者にされちまったのか？」

A「うん…」

ラクサス「つまり何だ？大魔闘演武で優勝しなきゃルーシィを取り返せねえのか？」

グレイ「その話も信用して良いのか分からねえがな」


縄で拘束されたナツが声を上げる


ナツ「だからんな事ァどーでもいいんだよ！！俺は今すぐ助けに行く！！」

A「とりあえず落ち着きなよナツ」

ナツ「落ち着いてられっかぁぁ!!!!」

エルザ「マスター」

マカロフ「ウム
王国相手ゆえに迂闊な事は出来んが…
向こうもまた国民をぞんざいに扱うこともできんじゃろう
エクリプス計画とやらが中止されるまでの人質と考えるべきか」

ガジル「だが…
腑に落ちねえなそれほどの国家機密を知られちまった俺たちを解放する意味がわからん」

リリー「のちのち
あのアルカディオスと言う者を断罪する為の証人として解放された可能性もあるな」

シャルル「極秘情報が拡散する危険もあるのに…」

シノ「これ以上隠し通せないと判断したのでしょうか」

エルザ「ルーシィが捕らわれたのは我々にとっては不条理だが王国軍の正義には反してないと言うことだ」

ナツ「だぁあー！！！！ごちゃごちゃ言ってねえで助けにいくぞー！！」


ブチ…
繋がれていた縄を引きちぎった


A「あっ縄切れた」

マカロフ「落ち着け」


マカロフは逃げ出そうとするナツを巨大化の魔法で手を大きくしナツを潰す


マカロフ「家族とられちゃ祭りどころじゃねぇわい
皆…同じ気持ちじゃ
いつもみてえに 後先考えんで突っ込んでも今回ばかりは相手が悪い…
が、黙ってられるほど腰抜けじゃねえぞ妖精の尻尾は」


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