第3話 ページ29
A「あ、ほらもう直ぐ日の入り」
そうこうしている間に太陽は西へと沈んで行く
A「綺麗だね」
グレイ「そうだな」
A「なんかルーシィ達に悪いなぁ
約束してた依頼断って来ちゃったからな〜」
グレイ「詫びに土産くらいは買って行かねえとな」
A「そうだね、何がいいかな?
置物?食べ物?生き物?」
グレイ「明日出発前に土産屋に寄るか」
A「うん!そうしよう!」
美しい日の出を見て
豪華な夕食も食べ、やる事もなくなった2人は
来る時に多目的ホールで見つけた
卓球台を思い出し、浴衣姿のままそこへ向かった
もちろん、他の旅行客もおり
空いていた一番端の台で卓球を始めた
A「私卓球ってやった事ないんだよね」
グレイ「あんま難しくねえよ
球追って打てば打ち返せる」
A「そっか…じゃあレシーブそっちからで」
グレイ「おっけい、行くぜ!」
A「おうよ!」
グレイのレシーブからスタートし
A側に球が来た、そして次の瞬間
グレイ「!?」
グレイの耳元で『ビュン!』という音が響いた
何事かと後ろを見ると、レシーブした球が床に転がっていた
A「あ、打てた!見た?!今の!」
グレイ「見てたっつーか…音がしたっつーか…」
もちろん、打ち返したのはAであって
グレイも周りもあまりの豪速球に目を丸くしていた
グレイ「よ、よし…もう一球行くぞ!」
A「おーう!」
レシーブを打ち返したAの球は先程のような豪速球だったが、グレイも負けじと豪速球で打ち返す
同格に等しいそのラリーは
周りから見ればただの化け物だ
周りは湧くどころか引いている
そのラリーは続きまくり
いつしか球も割れ、台でさえもバウンドした部分がヒビ割れ、溝が出来ている
A「この一球で最後よ!」
グレイ「望むところだ!!」
女将「ちょ、ちょっと待って下さい!」
この騒ぎに気づいた女将が2人を止めに入った
損害賠償に関しては、元々処分予定だったからと免除してくれた
2人はもちろん、メチャクチャ反省した
そして就寝時間に
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御子柴琥珀(プロフ) - にゃむさん» 嬉しいコメントをありがとうございます!感激すぎる…!もう頑張っちゃいます!! (2018年3月29日 1時) (レス) id: cd299cef51 (このIDを非表示/違反報告)
にゃむ(プロフ) - 更新ありがとうございます御子柴琥珀さんのヒロアカが読めるだなんて…新作楽しみにしてます!! (2018年3月29日 1時) (レス) id: dfa5d9a352 (このIDを非表示/違反報告)
御子柴琥珀(プロフ) - Natsukiさん» いえいえ!まだ全然途中で申し訳ありません! ありがとうございます、頑張ります! (2018年2月12日 8時) (レス) id: cd299cef51 (このIDを非表示/違反報告)
Natsuki - 2人の旅行のお話凄く面白いです!最高です!リクエスト受けてくださって本当にありがとうございます。続き楽しみにしてます。受験頑張ってください (2018年2月12日 2時) (レス) id: eb3af96d18 (このIDを非表示/違反報告)
御子柴琥珀(プロフ) - 御幸すーずさん» いえいえ!喜んでもらえて良かったです! (2018年1月2日 19時) (レス) id: 9bb560e444 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:御子柴琥珀 | 作者ホームページ:http://kohaku mikosiba 0423
作成日時:2016年10月22日 15時