妖精の尻尾のお姫様 from 番外編 Part2【FAIRY TAIL】

第6話 ページ25

ルーシィ「本当に効き目あるの？」

フリード「ある、ただし7年間置きっ放しになっていた薬だから…」

レビィ「解除するにも…7年かかるの…」

ルーシィ「そんなに待ってられないわよぉ！！」

レビィ「ごめんルーちゃん…！」



ルーシィが情けなくて泣いていると
体だけでなく服までもか透明化し出した


レビィ「存在が消えかけてるのよ…」

エルザ「どういう事だレビィ」

レビィ「体が透明になるだけじゃなく
ルーちゃんの存在その物が消えかけてるのよ！」



するとフリードが手にしていた薬の瓶も消え
ルーシィの部屋にある家具や荷物も消え始めていた



ルーシィ「そんなの嫌よ…いなかった事になるなんて…」



すると遂にルーシィの姿が消え
皆の記憶からルーシィの存在が完全に消えてしまった



レビィ「今私…なんの話をしてたんだっけ？」

フリード「さぁ…仕事の話なんじゃないか？」

リーダス「何かの絵を描いてたような…なんだっけ？」

ウェン「たった今まで誰かがここにいたような気がしするんですけど…」

エルザ「何かが足りないような…可笑しな気分だ」

グレイ「俺もだ…気のせいか？」

A「うーん…なんかムシャクシャするなぁ…」

ハッピー「ナツもそんな感じする？」

ナツ「うーん…分かんねえ！」



ルーシィ「私はここにいるわよ！皆忘れちゃったの！？」



傍に居るはずなのに声をかけているはずなのに誰もルーシィに気づかない
ルーシィ無しでいつもと同じ生活が始まる



ルーシィ「誰にも聞こえない…皆…私の事忘れちゃったんだ…最初からいなかった事になったから…
これじゃまるで幽霊じゃない！こんなの嫌ぁぁぁ！！！」



そんな叫びも誰にも聞こえない



ナツ「よーし！そんじゃ仕事に行くかー！」



食事を終えたナツが両手を上げて声を出した



ナツ「ハッピー！ルーシィ！行こうぜ！」

ハッピー「あいさー！」

ナツ「……ルーシィ？」

ハッピー「ルーシィ？」


「「そうだ！ルーシィ！俺たちの仲間の同じチームの！」」



ナツの声を合図に皆がルーシィを思い出していく
そしてナツの後ろには




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