妖精の尻尾のお姫様 from 番外編 Part2【FAIRY TAIL】

第5話 ページ19

最後は花火が打ち上がるという事で
花火が見やすい高い場所へ来た
運良く、あまりには誰もいない



グレイ「ここなら見えそうだな」

A「うん」



Aはここに来る前に買ったりんご飴を食べながらベンチに座っていた



グレイ「もうすぐか…」

A「あ、食べる？美味しいよ？」

グレイ「あ、あぁ」



またかと思いながら
間接にはなにかと慣れているのでさっきの様までとはいかなかったが、若干の戸惑いはあった



グレイはAが自分のに差し出すりんご飴受け取り、食べる



グレイ「…確かに美味い」

A「でしょ？」



Aの手に戻したと同時にグレイは背中を曲げて、後頭部を手で押さえてAの唇に自分の唇をあてた



A「…あ…ぅ…えっ…と…」

グレイ「ごちそーさまでした」



状況を理解して赤面するA
と顔を背けて赤面をするグレイ
そんな2人だったが、とうとう打ち上げ花火が上がり
2人同時に空を見上げた

次々と織りなす花火の空が2人を明るく染めた



A「…綺麗」

グレイ「…だな」



花火を見上げる2人の手は自然と繋がっていた




A「(それにしても…)」

グレイ「(さっきのキスは)」




A「(甘かった…)」

グレイ「(甘かったな…)」




微かに残る甘い唇を気にしながら
何千発もの花火を淡々と見ていた




────────────


急にポエミーな事言った気がいなくもないんですけど
気にしないでください( ˙-˙ )


ふふっ…お祭りデートって難しいですね←
なんとか書き終わったが……
あれですね、最後

『打ち上げ花火、下から見るか 横から見るか』ですね。分かります←←←


今年の夏は私の地域は雨ばっかで
来週の日曜日まで晴れがありません、全部雨
呪われすぎだわ、関東
(あ、私 関東育ちです。東京寄り)

予定してた夏祭りも中止になったんでね
今年は5月に行ったっきりですね


悲しい
みなさん、残り少ない夏休み、有意義に過ごしましょうね




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