第3話 ページ13
グレイ「で？どうしてほしい」
A「はい？」
グレイ「お詫びだお詫び
何かしてほしい事があんだったらやってやるよ」
A「……じゃあ
明日から1週間食器洗い頼んだ…」
グレイ「そんなので良いのか？」
A「………」
Aは口をへの字に結んで
数秒黙ると言葉を発した
A「……ちゅー…してよ」
Aの発言にグレイが「は？」と聞き返すがAはもう一度「キスして」と言った
A「嫌？」
グレイ「いや…そうじゃなくてよ
そう来ると思ってなかったからな…」
A「そう…してくれるの？」
グレイ「お前がしてほしいなら」
A「じゃあ……ん」
目を閉じて唇を軽く突き出してグレイの顔の近くに固定すると
グレイはAの下唇に親指をつけて
「もう少し開けろ」と言って少し口が空いたのを見計らって頬を手で優しく覆い
Aの唇へ自分の唇を当てた
A「んっ…」
軽く触れるくらいのキスだったが
Aは満足したようで「ありがとう」と顔をさらに赤くしてお礼を言った
しかしグレイからの返答は無く、暫く顔をお互いに見ていると
再びAの頬に手を置いてグレイからキスをする
しかもそれは触れるだけでは無く
長く向きを変えながらのキスである
いきなりの行動にAは声を漏らしながらも
グレイの手首を握る
A「ん…んんっ………はぁっ」
唇を離すと再び唇をくっ付けて
息を吸った際に開いた口を利用してグレイは舌をAの舌と絡ませる
息を上手く吸えないAからは声が
絡まる2人の舌からは2人にしか聞こえない程小さな水音がリビングに響く
A「ん…はぁ……もう…何よ…いきなり
私は軽くで良かったのに」
グレイ「すまねぇ…オレの歯止めが効かなくなった
もしかして嫌だったか？」
A「まさか…元々嫉妬したのは私よ？
……逆に嬉しいというか…何と言うか…」
グレイ「…そうか、そりゃ良かった」
Aはグレイに抱きついて
首筋に顔を埋めると幾つかキスをした
元々グレイはいつもの癖で上半身裸だったため
素肌にキスをする事など容易い
グレイ「今日は無性に甘えてくるな」
A「嫉妬してたんだから……こんくらい許してよ」
グレイ「誰も嫌だなんて言ってねえよ」
A「じゃあもっと甘えていい訳？」
グレイ「お前がしたいならな」
A「……なら遠慮なく」
────────────
アッハ☆
恥ずい☆
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御子柴琥珀(プロフ) - にゃむさん» 嬉しいコメントをありがとうございます！感激すぎる…！もう頑張っちゃいます！！ (2018年3月29日 1時) (
レス) id: cd299cef51 (このIDを非表示/違反報告)
にゃむ(プロフ) - 更新ありがとうございます御子柴琥珀さんのヒロアカが読めるだなんて…新作楽しみにしてます！！ (2018年3月29日 1時) (レス) id: dfa5d9a352 (このIDを非表示/違反報告)
御子柴琥珀(プロフ) - Natsukiさん» いえいえ！まだ全然途中で申し訳ありません！ ありがとうございます、頑張ります！ (2018年2月12日 8時) (レス) id: cd299cef51 (このIDを非表示/違反報告)
Natsuki - 2人の旅行のお話凄く面白いです！最高です！リクエスト受けてくださって本当にありがとうございます。続き楽しみにしてます。受験頑張ってください (2018年2月12日 2時) (レス) id: eb3af96d18 (このIDを非表示/違反報告)
御子柴琥珀(プロフ) - 御幸すーずさん» いえいえ！喜んでもらえて良かったです！ (2018年1月2日 19時) (レス) id: 9bb560e444 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：御子柴琥珀
| 作者ホームページ：http://kohaku mikosiba 0423
作成日時：2016年10月22日 15時
