第2話 ページ12
これは、これから起きる事の前兆
そして、ここからはその出来事の本題である。
ギルドから帰ったAとグレイ
事の発端は夕食を食べながらの会話である。
グレイ「それでよ
ジュビアがクエストについてくって聞かなくて
結局行くことになったんだ」
A「ふーん…」
グレイ「行ったら行ったで腕組もうとしてくるしよ
まぁ、仕事自体は成功したからいいけどな」
A「良かったね…」
グレイ「そしたらまた行こうって言われてな
オレも少しは休みが…」
A「ねぇ…」
グレイ「ん？どうした」
今までグレイの話にぶっきら棒な反応をしていたAが口を挟んだ
A「その話…まだ続く？」
グレイ「いや…続きはあるが…止めてほしいなら止めるぞ？」
A「…じゃあ止めて」
グレイ「分かった…」
Aが話を止めた事で会話が減少し
初めてと言えるかもしれない、無言での食事となった
食べ終わり、Aが食器を片付けているがその背中も表情も何か気が食わない様な、不貞腐れている様な感じであった
片付けが終わり、ソファへと腰をかけたAを見て
隣に座るグレイ
グレイ「今日はどうした？そんなに不貞腐れて」
グレイが問いかけるがAは下を向いたままだ
グレイ「嫌な事でもあったか？」
次にそう問いかけるとAが頭を上下に1回振った
グレイ「その嫌な事ってなんだ？」
その問いかけに少し間を空けて言葉を発したAはこう言った
A「………ジュビアの話…楽しそうにするから…」
グレイ「そんな事か」
A「そ、そんな事じゃないよ！私は……結構……」
グレイ「嫉妬したのか？」
敢えて言わなかった『嫉妬』という言葉を言われて
下を向いていてあまり見えなかったが、顔を赤くしたA
グレイ「成る程な…だからあんなにぶっきら棒だったんだな」
A「……悪い…？」
グレイ「いいや全然、逆にホッとしたわ」
A「…なんでさ」
グレイ「これで嫉妬してくれなかったら
逆にどうでもいいのかって心配になる」
A「………」
グレイ「お前はあんまり嫉妬しない方だと思ってたが…
オレの勘違いだったみたいだな」
そう言ってグレイはAの頭に手を当てて自分の方へ抱き寄せた
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御子柴琥珀(プロフ) - にゃむさん» 嬉しいコメントをありがとうございます！感激すぎる…！もう頑張っちゃいます！！ (2018年3月29日 1時) (
レス) id: cd299cef51 (このIDを非表示/違反報告)
にゃむ(プロフ) - 更新ありがとうございます御子柴琥珀さんのヒロアカが読めるだなんて…新作楽しみにしてます！！ (2018年3月29日 1時) (レス) id: dfa5d9a352 (このIDを非表示/違反報告)
御子柴琥珀(プロフ) - Natsukiさん» いえいえ！まだ全然途中で申し訳ありません！ ありがとうございます、頑張ります！ (2018年2月12日 8時) (レス) id: cd299cef51 (このIDを非表示/違反報告)
Natsuki - 2人の旅行のお話凄く面白いです！最高です！リクエスト受けてくださって本当にありがとうございます。続き楽しみにしてます。受験頑張ってください (2018年2月12日 2時) (レス) id: eb3af96d18 (このIDを非表示/違反報告)
御子柴琥珀(プロフ) - 御幸すーずさん» いえいえ！喜んでもらえて良かったです！ (2018年1月2日 19時) (レス) id: 9bb560e444 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：御子柴琥珀
| 作者ホームページ：http://kohaku mikosiba 0423
作成日時：2016年10月22日 15時
