妖精の尻尾のお姫様Part6【FAIRY TAIL】

第180話 ドロマ・アニム ページ28

エクスタリアのエクシード、アースランドから来た人間、そしてココとレギオン。
みんなの力を合わせ必死で押し続けた。
すると徐々にラクリマは押し返されていった。



カッ ドォォォォン



ラクリマが止まったと思えば、そのラクリマが一瞬で消えた。
エクシードはアースランドの人間に捕まり、落ちないようにサポートをする。


「アースランドに帰ったのだ
全てを元に戻すだけの巨大なアニマの残痕を探し、遅くなった事を詫びよう。
そして、みんなの力がなければ間に合わなかった感謝する」


大きな鳥に乗って現れたのはフェアリーテイルの魔導士ミストガンであった。


ミスト「ラクリマはもう一度アニマを通りアースランドで元の姿に戻る。
全て終わったのだ」


ミストガンの言葉を聞き、皆大いに喜んだ


ミスト「リリー 君に助けられた命だ」


そう、リリーが助けた子供とはミストガンの事であった。そして、ミストガンが"王子"であったことにも驚きだ。
感動の再会…と思ったその時


ズッ


リリーの腹に銃弾が打たれた


エドエル「まだだ…まだ終わらんぞ───!!!」


ミスト「エドラス王国王子であるこの私に刃を向けるつもりか。エルザ・ナイトウォーカー」


エドエル「くっ…」



『ワシは貴様を息子などとは思っておらん』


どこからかファウストの声がした


ファウ『7年も行方をくらませておいて
よくおめおめと戻ってこれたものだ
貴様がアースランドでアニマを防いで回っていたのは知っておるぞ…この売国奴め』

ミスト「あなたのアニマ計画は失敗したんだ
もう戦う意味などないだろう？」

ファウ『意味？戦う意味だと？
これは戦いではない、王に仇なす者への報復一方的な殲滅
ワシの前に立ちはだかるつもりなら
たとえ貴様であろうと消してくれる
跡形もなくなぁ』

ミスト「父上…」

ファウ『父ではないワシはエドラスの王である。そうだ…貴様をここで始末すればアースランドでアニマを塞げるものはいなくなる。
また巨大なラクリマを作り上げエクシードを融合させることなど何度でもできるではないか…


フハハハハハッ!!!!
王の力に不可能はない！
王の力は絶対なのだ！！』


姿を現したファウストはドラゴンのような乗り物を操縦しながら現れた。


ミスト「ドロマ・アニム
こっちの言葉で竜騎士の意味…
ドラゴンの強化装甲だと！？」

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