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第2話 ページ28

Aが抱きついた体制からグレイはAの首元を舐めたり、傷がつかない程度に優しくかんだりキスをしたりした。


A「んっ…あぁっ」


もともと敏感なAの体は不思議な感覚に襲われ、体がしびれた。

一度首元から顔を離すとぐいっと引き寄せられ、軽く口にキスをされた。
いきなりの事で驚き少し固まったが、キスされてると理解し離れた。

が、Aが少し呼吸をしてからすぐまたキスをされる。呼吸の途中で口が開いていたため、舌が入る。


A「ちょっ………んぅ…」


離れようとするが、頭と腰に手を回されているため、逃げようとしても逃げられない。
たまに空気を吸いながら深めのキスを続ける。そんなことが数分続いた。


A「………んあっ」


2人の間に銀色の糸が伝う
Aは一度息を整えてグレイに向き直す


A「な、何!いきなり!」

グレイ「甘えたいんだったらこういうのもアリだろ」

A「アリじゃない!アリじゃないよ!?」

グレイ「じゃあお前のはどういう『甘えたい』なんだ?」


そんなこと言われても、ただ抱きつく程度の甘えでいいのだがさっきのが嫌だったというわけでもない。
Aの『甘えたい』は自分でもよくわからない感情だった。


A「私は抱きついてればそれで…」

グレイ「質問を変える。
嫌だったか?嫌じゃなかったか?」

A「………嫌じゃ…なかった」

グレイ「だろうな、そんな顔してた」

A「じゃあ言わせないでよ! 何気に恥ずかしかったからね!?」


グレイ「ははっ……愛してんぞ」

A「な、何さいきなり…」

グレイ「いや、なんとなく」

A「……私もだよ」


.

第3話→←妖精のお姫様は甘えたいそうです



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御子柴琥珀(プロフ) - 鬼龍さん» 了解しました! ですが、更新が遅れてしまう可能性がありますのでしばらくお待ちください。 (2015年11月22日 10時) (レス) id: 4f085607ba (このIDを非表示/違反報告)
鬼龍 - はじめまして!!このお話大好きです☆リクです!グレイと甘々で、実はみんなに見られてたっていうのを!なんかマニアックですが、、、お願いします!!更新頑張って下さいね♪ (2015年11月22日 1時) (携帯から) (レス) id: 760e5be9ef (このIDを非表示/違反報告)
御子柴琥珀(プロフ) - 銀の妖精さん» まぁありがとうございます。頑張ります! (2015年8月10日 22時) (レス) id: 4f085607ba (このIDを非表示/違反報告)
銀の妖精(プロフ) - 初コメ失礼します。本編からずっと見てます!この作品本当に大好きです!!!!なのでお気に入り100人突破(正確には130人?)、自分のことのように嬉しかったです笑 更新頑張ってくださいね♪応援しています!!! (2015年8月10日 18時) (レス) id: 87a172a744 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:御子柴琥珀 | 作者ホームページ:http://kohaku mikosiba 0423  
作成日時:2015年8月10日 17時

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