第2話 ページ14
───リクエストボード前───
フェアリーテイルのリクエストボードには毎日、大量のクエストが貼られている
「猫探しにお店の手伝い…………色々あるな」
「そうだね……あっこれなんてどう?」
その紙には
『遠い地にいる人に手紙を渡してほしい』
と書いてあった
それを見たグレイは「本人でも行ける件だけどな」と言いながらも行くことになった
マグノリアから列車に乗ってアクレイヌ村という村に向かう
向かう途中に酔ってしまったりもしたが
そんな時はグレイがそばで支えてくれた
数時間後アクレイヌ村に着き
住所を頼りに依頼主の処へ向かう
コンコン
依頼主の家を見つけドアを叩いた
そう直ぐにはドアは開かず、外出しているのかとその場を離れようとした時、ガチャリとドアが開いた
「ごめんなさないね、遅くなってしまって」
松葉杖で体を支えながら出てきた彼女は焦りながらも笑顔で迎えてくれた
「依頼を受けてきました、フェアリーテイルの者ですが」
「あー貴方達が………わざわざご苦労様
さぁさぁ中に入ってください」
「お邪魔します」と2人で言いながら中に入る
部屋は洋風の雑貨やアンティーク物の家具で彩られていた
彼女の名はエルミーユと言うらしい、
ソファに座り出してくれた紅茶を飲み
話を進める
「それで今回の依頼なんですけど」
「えぇ、ここから数キロ離れた所にマリオン村という所があるの、そのにいるラルフィーユという人に手紙を渡してほしいという依頼です」
「そのことなんだが、あんただけでもいけるんじゃねえか?」
「ちょっと!」
いきなり依頼主に失礼な事を言ったグレイに「失礼でしょ」と言ったがエルミーユは「大丈夫」と言って話を進めた
「彼の言う通り、本来なら1人でも行けることなのだけれど…私は足が悪くて自分の力では立てなくなってしまったの」
その言葉を聞き口が開かなくなってしまう
「1ヶ月に一度は必ずここに来てくれたのだけれど今年に入ってから来なくなってしまって……連絡をしようにもこの辺には通信ラクリマを持っている人は居なくて、何もするとこができなかった」
「だから私達に…」
「えぇ、フィオーレ1のギルドになら大事な手紙を預けることができるから…」
Aとグレイはお互いに目を合わせ頷き
エルミーユの依頼を改めて受ける事にした
エルミーユから手紙を預かり
次は馬車で1時間ほどかけてエルミーユの知り合いがいるマリオンという村を目指す
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御子柴琥珀(プロフ) - 鬼龍さん» 了解しました! ですが、更新が遅れてしまう可能性がありますのでしばらくお待ちください。 (2015年11月22日 10時) (レス) id: 4f085607ba (このIDを非表示/違反報告)
鬼龍 - はじめまして!!このお話大好きです☆リクです!グレイと甘々で、実はみんなに見られてたっていうのを!なんかマニアックですが、、、お願いします!!更新頑張って下さいね♪ (2015年11月22日 1時) (携帯から) (レス) id: 760e5be9ef (このIDを非表示/違反報告)
御子柴琥珀(プロフ) - 銀の妖精さん» まぁありがとうございます。頑張ります! (2015年8月10日 22時) (レス) id: 4f085607ba (このIDを非表示/違反報告)
銀の妖精(プロフ) - 初コメ失礼します。本編からずっと見てます!この作品本当に大好きです!!!!なのでお気に入り100人突破(正確には130人?)、自分のことのように嬉しかったです笑 更新頑張ってくださいね♪応援しています!!! (2015年8月10日 18時) (レス) id: 87a172a744 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:御子柴琥珀 | 作者ホームページ:http://kohaku mikosiba 0423
作成日時:2015年8月10日 17時