妖精の尻尾のお姫様 from 番外編【FAIRY TAIL】

第3話 ページ36

エドA「別に敬語じゃなくてもいいんだぞ？」

シノ「いえ、目上の方に対しての礼儀ですので」

エドA「私はお前の上に立った覚えは無い」

シノ「『隊長』」

エドA「………」


エドAは敬語で接されるのがあまり好きではなく、部下に『タメで喋ろ』というがやはり隊長な為タメ語で話す人は誰一人いない


エドA「だぁ──!!!! 私は敬語で接されるのが苦手なんだ!!!」

シノ「存じ上げています」

エドA「やめろ!!!」

シノ「嫌です」

エドA「命令だ!!!」

シノ「却下します」

エドA「め・い・れ・い!!!!」

シノ「ですから嫌です」


そんなやり取りが何時間も続いたときもあった
結果 シノが勝ち、敬語を継続することになった



それから数ヶ月後


シノ「あの人は本当に隊長なのか…」


王都の広場へ向かう用意をし終わったシノがエドAを待っても来ないということで探しに来ていた。


シノ「もう出発時間は過ぎているのに…」


道行く兵たちに目撃情報を聞き出しながら、ようやく見つけた。



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