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人間になれるエクシードの過去話 ページ34

彼は、生まれつきエクシードながら人間の姿に変身できました。
自らの体内に魔力を要するもエクシードという種族は『羽が生える』という共通した魔法だけでした。

しかし、彼は皆とは少し違った。
だからと言って彼を気味悪いと思う者や軽蔑したりするものは誰一人いませんでした。

彼は、人間とエクシードの間に生まれた子。
これは、まだ彼がエドラスにいた時のお話。王国軍 第二魔戦部隊副隊長になるまでのお話……




















シノ「追放!?」

シャゴット「はい」


シノとパンサーリリーは幼い頃からの仲で何をするにもほとんど一緒だった。
シャゴットから、ある日突然「リリーは人間の子供をエクスタリアに連れたので追放をした」と言われた

シノ「そんなことで追放を…」

シャゴ「すみません…私にはどうすることもできないのです」

シノ「……」

シャゴ「リリーは今、王都にて隊長を勤めているようです」

シノ「!」

シャゴ「行ってあげてはどうですか」

シノ「………はい」


その後、シノはリリーに会いに王都へ向かった。そして無事再会することができた


シノ「お前女王の前でその子供を潰したとかないよな…」

リリー「あるわけないだろ!!!」

シノ「いや、お前のそのデカイ図体ならやれなくもないだろ」

リリー「そんな酷いことはさすがにしない。
お前だって、その姿なら人を殺すくらい容易いだろ」

シノ「……まぁ…な。
けど、今はそんな話じゃないないだろ!」

リリー「おまえが始めたんだよ!」

シノ「……実はな俺もエクスタリアを出てきたんだ、もう戻らない」

リリー「なっ!何でそうなったんだ!」

シノ「なんとなくだ」

リリー「何となくで済む話じゃないだろ!」

シノ「俺らは幼い頃から一緒だったんだ、悩む時も追放される時も一緒だ」

※ホモォ┌(┌ ^o^)┐ではございません


リリー「……良いのかそれで」

シノ「あぁ、この(エクスタリア)には世話になったが友と一緒に母国を出るよ」


そのシノの優しさに呆れながらも何となく落ち着いたリリーだった。


「リリー、こんなとこにいたのか」


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御子柴琥珀(プロフ) - 鬼龍さん» 了解しました! ですが、更新が遅れてしまう可能性がありますのでしばらくお待ちください。 (2015年11月22日 10時) (レス) id: 4f085607ba (このIDを非表示/違反報告)
鬼龍 - はじめまして!!このお話大好きです☆リクです!グレイと甘々で、実はみんなに見られてたっていうのを!なんかマニアックですが、、、お願いします!!更新頑張って下さいね♪ (2015年11月22日 1時) (携帯から) (レス) id: 760e5be9ef (このIDを非表示/違反報告)
御子柴琥珀(プロフ) - 銀の妖精さん» まぁありがとうございます。頑張ります! (2015年8月10日 22時) (レス) id: 4f085607ba (このIDを非表示/違反報告)
銀の妖精(プロフ) - 初コメ失礼します。本編からずっと見てます!この作品本当に大好きです!!!!なのでお気に入り100人突破(正確には130人?)、自分のことのように嬉しかったです笑 更新頑張ってくださいね♪応援しています!!! (2015年8月10日 18時) (レス) id: 87a172a744 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:御子柴琥珀 | 作者ホームページ:http://kohaku mikosiba 0423  
作成日時:2015年8月10日 17時

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