妖精の尻尾のお姫様 from 番外編【FAIRY TAIL】

お姫様と造形魔導士のチーム結成 ページ17

事は7年前の事

弱虫だった少女がある少年とチームを組んだ日の事です。





カナ「今日の運勢は……思いがけない出来事があるでしょう、それは吉でも凶でも貴方にとってはいい日になるでしょう」

A「思いがけない出来事？」

カナ「うん、私の占いは外れたりしないから、何か起きるのかもね

もしかしたらその出来事を作る人が近くにいたり、近々起こることだったりして」


A「近々……」


カナ「そうだ、Aは知らないっけ？
ギルドのメンバーはチームを組んで一緒にクエストなんかに行ったりするの」

A「チーム？誰でもいいの？」

カナ「うん、元々のチームに入れてもらうのもいいし、1人の人とチーム組むのもいいし、自由だよ」

A「自由か……」


Aは1人でもいいが誰かパートナーがいた方が心強いかもと思いなんとなく考えてみる


カナ「一番接点のある人とは？グレイとか」

カナは2個後ろの席を見ていう

A「確かに接しやすいし接点はあるけど……OKしてくれるかな…」


カナ「大丈夫だよ、きっとOKしてくれる」


A「そう…かな？」

カナ「大丈夫大丈夫だって
『彼奴とチーム組みたい』ってグレイも言ってたし？」


A「嘘でしょ」

Aは半信半疑で問いかける


カナ「本当だって！ほら行ってきな！」



カナ「まぁ半分嘘だけどね」


Aが行ったのを見て
タロットカードを片付けながら小さな声で呟いた



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