幕府のボディーガードさん4【銀魂】

第196訓 イン○タって“出会い系”じゃない？(個人の見解です) ページ46

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｢俺の名前は長谷川泰三って言うんだ。現在無職。元は入国管理局に勤めてたが今は通称“マダオ”さ｣

｢可愛い見た目して中身ただのオッサンて…。何？女子高生のスカートの中見ようってんか？私これでも警察上官なんよ、通報したる｣

｢待て待て待て待て！確かに通報されるような見た目になってるが待ってくれ！助けて欲しいんだ！俺は元は人間なんだよ！｣

｢なんやそれ｣



目の前のうさぎのぬいぐるみ──名前は長谷川泰三というらしい。日本人っぽい名前や。ホンマにこのぬいぐるみが……？

それに入国管理局の事は知っとる。そこの局長が紆余曲折経て、クビになったっていうのをぼんやり覚えとる。



｢で？今は無職のぬいぐるみさんが、私に一体なんの用なん？人間がぬいぐるみって、ワンピースのドレス〇ーザやないんやからさ｣

｢実はよ、俺ァとある天人達の騒動に巻き込まれてな。気がついたらこのザマよ。グラサンもあの天人等に取られちまったし……｣

｢つまり、グラサンを取り戻したいと？｣

｢いや、それもあるけど！体を元に戻してぇんだ！｣



なんで私が……と思うがこのぬいぐるみさんは誰かに助けを呼ぶも、誰も信じてもらえず酷い目に遭ってここにたどり着いたらしい。



｢なぁ姉ちゃんさ、銀さんの知り合いだろ？頼む、助けてくれぇ！！｣

｢ぬ、ぬいぐるみが土下座しとる……。まぁ乗り掛かった船や。銀時と知り合いみたいやしなんで私の事知っとるんか分からんけど協力したる。アンタがあまりにも惨めすぎるしなぁ｣

｢遠回しにディスってない？？｣




で、何をすればいいのかと振り出しに戻った。

するとぬいぐるみさんは私の手から逃れ、街の方へと顔をひょっこり出した。｢ほら、あれだ｣と指すぬいぐるみさんのとこによると、仲睦まじく話すギャル達がいた。



｢あのギャル達がいるだろ？あの男の方を誑かしてきてほしいんだ｣

｢……あ、もしもし？ここに変態がおって｣
｢待てェェェェェ！！通報してんじゃねーよ！！｣




○○○



私はイライラしながらぬいぐるみさんの言葉を聞いた。協力すると言った手前、違えることはしたくない。昔からそうやってきたんや。

やけど話の趣旨が掴めん。しょうがないから通報せずに話を聞くとしよう。



｢まずあのギャル達の男の方が俺をぬいぐるみにした天人だ。ヤツがまた俺に斬りかからなきゃ、俺は元に戻ることはねェ。それに……｣


｢？それに？｣


｢あのギャルっ娘…………あと数十分もしたら死んじまう｣


｢…………………………………………………………は？｣

第197訓 ｢一番の黒歴史なんですか｣って聞かれたら真っ先に小説書いてることって言うけどやっぱり今が楽しいからいいんだよ→←第195訓 説明欄にちょこっと動乱篇書くって言ったけどそれやめて低レベルなギャグを頑張ろうと思います。

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