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何故お前がここに ページ29

更に一ヶ月ほどたち、部活の仲間と親睦を深められていたこの頃。
桃井ちゃんとも会話が出来て、幸せすぎンゴ。









そんな今日の昼休み、事件が起こる。






「…ほら、早く来いよー。クスクス」


「……うん」




桃井ちゃんが、クラスのゴブリンみたいな女子に捕まっていた。
……異様に胸騒ぎがする。

席をたつ桃井ちゃんとゴブリンのあとを、つけていった。









「………………」

青峰もまた、胸騒ぎを感じていた。

__
________


「……単刀直入に言うけどさあ…」

「…はい」


ついた先は、体育館裏。
その汚らしい笑みを崩さないゴブリンに、桃井ちゃんが弱々しく答える。
ちなみに、私は物陰で様子を見ている。









「あんた、バスケ部の皆にモテたいからマネージャーやってんでしょ?
そんな魂胆丸わかりなんだけど…」


「ち、違うっ!!私は、皆を支え_____」


桃井ちゃんを貶しめるようなゴブリンに、桃井ちゃんも流石に反論する。
だが、それを見てゴブリンはニィと笑った。









「……だぁかぁらぁ、うざいって。
そーゆーの…今日、うちの友達呼んでんだよねー。あんたを潰してくれる、さ…」

「………?」




ゴブリンがパチンと指を鳴らした。









「…へー、かわいいじゃん。」

物陰から、うちとは違うジャージを着た男が姿を現す。
ん、なんかこいつ見たことあんだけど…







「惚れんじゃないよ?こいつさえ潰してくれれば、良い女紹介してあげんだから」

「わぁってるよ。んじゃまあ__





死ねよ。」








思い出した。こいつ、元キセキの世代の灰崎(ショーゴ君)じゃないか。
なんだ、こいつ……髪型デビュー失敗してやがる…!!





って、んなこと言ってる場合じゃねえな…






桃井ちゃんを殴ろうとするその拳の前に、死に物狂いで立ちはだかった。

てめーは俺を怒らせた→←すれちがう言葉の意味



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しゅん - 面白いです! (2018年6月7日 18時) (レス) id: 32b41a532f (このIDを非表示/違反報告)
未来紡 - コメントありがとうございます!自分では超スローペースだと思っていたので、とても嬉しいです!頑張ります! (2018年3月18日 10時) (レス) id: 8800973e38 (このIDを非表示/違反報告)
ぱやぱや(プロフ) - 流れがサクサク進んでいいですね。更新楽しみにしております(●´ω`●)頑張ってください! (2018年3月18日 9時) (レス) id: 918f2226ec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:未来紡 | 作成日時:2018年3月11日 17時

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