【カゲプロ】…救いを求めたその「ミライ」は…？ (ページ1)

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「誰か、誰か………っ！」

助けて

その声は、いつも雨に遮られて。
頭が、痛い。

…やっぱり、私は「彼処」に居た方が幸せ………？

違う。____がいなくなってから私は……
ポタ、ポタと雨と共に零れる涙。

「お願い、誰か______」

「…ね、ねぇキド。この子大丈夫なの？凄い怪我だよ」

「…少なくても、大丈夫そうには見えないな……どうする……？」

「いっそのこと、連れて帰る？」

「……ん、そうだな。今はそれが一番いいだろうな。……だとしたら、早く帰った方が良さそうだな…」

「そっか。キド、頑張ってね」

「はぁ！？お前男だろ！？こんな小柄な子1人も運べないのか！？？」

「…いや、そういう訳じゃないけど、めんどくさ……くないです喜んで連れて行きます」

「…はぁ……にしても、本当に酷い怪我だな……帰って早く治療するぞ」

「……よいしょ…っと……うお、軽っ………あーでもめんどk((殴」

私は……

____全くも凄い人達に救われてしまったようだ______。