２０１、わざと ページ11
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ぎゅっと抱きしめられる感覚に目が覚める。
「んっ…」と声を出すとすぐそばで優しい声が響く。
夜明け前…かな？少し明るいのにシーンとした静寂に包まれている。
翔「ごめん…起こしちゃった？」
A「ううん、だいじょーぶ。あっ」
目が覚めて自分が何も着ていないことに気がついた。ぎゅっと身を縮ませる。
翔「ん？服着てないの、気が着いた？」
からかうような言い方に翔くんの肩を押す。
翔「今更でしょ？何恥ずかしがってるの？」
A「今更じゃないよ！しっかり見えちゃうし、雰囲気が違うでしょ？」
翔「まぁ…そうかな？オレは朝でも夜でも気にしないけど？」
A「私は気にする…」
翔「じゃあ、見えないようにすればいいんだよね？」
そういって私にキスをしてくる。
おでこ、まぶた、こめかみ…
触れるだけのキスが心地いい。
キスにあわせて翔くんの指が優しく髪を梳く。耳に触れる。
A「んっ…」
耳をもてあそぶように触れるから声が漏れた。
キスはだんだんと吸い付くようになり、あごからうなじ、鎖骨へ移っていく。
A「翔くん…」
翔「ん？」
キスをやめて私を覗き込む。その表情はすでに妖艶。
わざとだ…
その表情から、わざと唇にはキスを落とさないことが分かる。
私に言わせたいんだ…
意地悪…
A「キスして？」
翔「ん？してるよ？」
にやりと微笑む。
A「…もっと、くちびるに…して？」
恥ずかしくて目があわせられないでいると、ちゅっと触れるだけのキスを唇にした。
弄ばれてる…
A「いじわる…」
翔「言ったでしょ？好きな女の子には意地悪したくなるって。そうやってオレのこともっとホシイってAちゃんから求められたい」
A「いっぱいホシイよ？これ以上ないってくらい、愛してほしい…」
翔くんのオスの目が更に色を増しキスが落ちてきた。
A「んんっ…」
濃厚な…舌を絡めあうキス…
素肌が密着する。
再び身体が悦 びを求めてうずきだす。
本能のまま求め合う。
夢中でお互いを感じ合った。
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あい(プロフ) - 黒衣さん» 黒衣ちゃ〜ん！ありがとう。いっぱいイチャつかせちゃった(笑)大学卒業の頃って変化が激しくて、いろいろ考えたり悩んだり夢を抱いたり… とっても素敵な時期だから挑戦してみたけど、難しかったぁ〜。私がお姉さんになりすぎてて大変さが増したよ(TT)緑の彼もがんばる (2019年6月27日 5時) (
レス) id: 6cfe9042a6 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - ゆきままさん» ゆきままさん、ありがとうございます。気に入っていただけて嬉しいです♪実はハラハラドキドキな作品に憧れて、ぜひとも書きたいんですが…性に合わないのか、こういう感じになってます(笑) (2019年6月27日 5時) (レス) id: 6cfe9042a6 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - Sakuraさん» Sakuraさん、ありがとうございます！みなさん、こっそりなんでコメントいただけると 喜んじゃいます(笑)それも嵌ってくださったなんて…顔ニヤけてます(*^-^*)次回作も頑張らねば！ (2019年6月27日 4時) (レス) id: 6cfe9042a6 (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - うぅ…終わってしまった…寂しい…がしかし！完結おめでとうです！翔さんといっぱいイチャついたぜ！と思いながらスッキリした読後感の作品を読ませて下さり感謝いっぱいです！脳内で社会人になっても時々ケンカする2人を思いニヤつきつつ緑の彼も楽しみにしてます！ (2019年6月23日 5時) (レス) id: 2ed1ba99cc (このIDを非表示/違反報告)
ゆきまま - 完結おめでとうございます！ほんわか心が温かくなる作品で、大好きでした！また次回作期待しております。 (2019年6月22日 10時) (レス) id: 6749c8d29b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あい
| 作成日時：2019年5月25日 7時
