堅い友情 ページ20
〜シャークんSide〜
足を踏み入れた途端、俺の目には今まで入っていなかった魔法陣が現れた。
シャ「うわっ！
テレポートを使う暇も与えず、黒い風が溢れかえり、竜巻となって俺の身体を一瞬にして包んだ。
きり「シャケッ！」
こちらに手を伸ばす、金髪の青年。
その琥珀色の瞳は、明らかに焦りの色を浮かべていた。
シャ「来るな、きりやん...」
ここから先は、何を言ったのかは、俺もよく覚えていない。
ただ、透明魔法を解いてしまったきりやん、ぶるっく、スマイルの姿だけが見えた。
駄目だ、逃げろ…
擦れかけたその声は、俺の身体を黒い闇が覆い尽くす前に、仲間の元に届いただろうか。
最後に俺が聞いたのは、
「駄目っ！」
ぶるっくの必死の叫び声だった。
そしてそのまま、俺の意識は飛んだ。
と思ったのだが...
シャ「っ！」
目が覚めると、周りには、白衣を着た四五人の研究者。
「やっと目覚めたか...」
その中、唯一黒い服を着て、大きい杖を持った男が前に出てきた。
それは俺が世界で一番嫌っており、一番見たくない顔だった。
シャ「何で、お前がこんなとこに居るんだ...？」
「いいじゃないか、また会えたんだから。」
シャ「ふざけるな。今まで散々俺らのことほったらかしだったくせに！」
俺はその男にダガーで殴りかかろうとした、でも出来なかった。
両手両足を機械のようなものに繋がれていたからだ。
「いや、お前が逃げただけだろ？俺の友達も、お前が殺した。」
シャ「その話を、するな。俺をどうするつもりだ？」
「いや、直ぐに済むさ。お前が速く自白すればな。」
シャ「どういうことだ...？」
次の瞬間。
腕から腹のあたりにかけて、激痛が走った。
シャ「うあっ…！」
すると男は低い声でこう告げた。
「電圧を上げれば、簡単に死ぬぞ。死にたくなければ答えろ。」
シャ「…？」
「お前と旅をしていた上等種族の子供たち、まあ俺らは通称『ワイテルズ』と呼んでいるがな。
...あいつらの弱点と場所を教えろ。そうしたらすぐ解放してやる。」
シャ「俺を拷問にかける気かよ。まあ知ってたけど。」
その瞬間、今度は両足から、前より強い電流が走った。
シャ「ぁあ！」
シャ「お前は...！本当に考えることが姑息だな。」
「なんとでもいうがいいさ。どうせもうもとには戻れないし、お前もそこまで耐えられないだろう」
シャ「どんとこいだ、俺は化け物だぞ...」
俺は目の前にいる、
実の父を、思い切り睨んだ。
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らっきー(プロフ) - ちょっと修正を入れました (2019年5月5日 5時) (
レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
らっきー(プロフ) - ムックさん» 学級閉鎖おめでとう( ;∀;) (2019年1月30日 4時) (レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
ムック - 元気じゃない！弟の方がなぜか元気だよ！咳がヤバい、喉痛い (2019年1月23日 14時) (レス) id: 0c8dec5eed (このIDを非表示/違反報告)
らっきー(プロフ) - ムックさん» うん…知ってた…。ってか元気だね (2019年1月23日 3時) (レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
ムック - らっきーさん！お知らせだ！私インフルA(多分弟のせい)psメモは友達に言うから友達に渡してくれ (2019年1月22日 16時) (レス) id: fb1e724205 (このIDを非表示/違反報告)
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