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第19話 ページ19

母「A〜〜!!
ほんとに良かったぁ…!!」


母さんは私の手を握り、顔をくしゃくしゃにして泣いた。


太「泣いてもいいんスよ、幸ちゃん!」

幸「う、うるさい…」


私は二人を見て笑った。


貴「お母さん、ちょっと」


母の手を離し、布団から両手を出して広げた。


貴「おいで、幸」

幸「……」


幸はゆっくり私の腕の中にもぐり込んだ。

私は幸の頭を撫でながら、耳元ですすり泣く声を聞いていた。


貴「ごめんね。
たっくさん心配かけてしまったわね…」

幸「ほんとだよ…姉さんのバカ…
バカバカバカァ…」


七尾さんの方に目をやると、七尾さんも少し涙目になっていた。






母「じゃあ、また来るからね」

貴「うん」

太「ほら幸ちゃん、帰るッスよ!」

幸「やだ」

太「幸ちゃん…」

貴「明日学校でしょ?
みんなも心配するから帰りなさい」

幸「………」


私は3人に手を振った。

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華ヶ崎レオ(プロフ) - みこはんさん» ありがとうございます!とっっっても嬉しいです!初めはこんな結末じゃなかったので、大丈夫かなと心配でしたがそう言っていただけて安心しました!(*´-`*) (2017年8月1日 0時) (レス) id: a8b7c32919 (このIDを非表示/違反報告)
みこはん(プロフ) - 何回見ても泣けます(´;ω;`)たった36話でここまで中身の濃い小説はなかなか見ないので凄いと思いました!次の作品も楽しみにしてます。 (2017年8月1日 0時) (レス) id: af3c32f75f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:華ヶ崎レオ | 作成日時:2017年7月17日 22時

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