第18話 ページ18
貴「うっ…」
太「あ、苦しいよね！待って！」
七尾さんは床に落ちた酸素マスクを私に付けてくれた。
太「どうッスか…？」
貴「…ありがとうございます…」
太「ベッドに戻ろうか」
七尾さんの手を借り、ベッドに横になった。
太「布団、かけるッスよ」
貴「うん」
太「さっきは、助けるためとはいえ引っ張ってごめんなさい…
点滴とか大丈夫ッスか？」
貴「大丈夫です。
私の方こそ、ご迷惑をおかけしました」
少し酸欠で頭がクラクラするが、なんとか落ち着いてきた。
貴「七尾さん、このことは幸に言わないでください」
太「…大丈夫、言わないッスよ。
でも、今更だけど目が覚めてよかったッス」
貴「そうだ…
私、いつまで眠っていたんですか…？」
太「えぇっと、Aちゃんが運ばれてから約2週間ぐらいッスかね」
貴「そんなに…？！」
たくさんの人に心配をかけてしまった…
太「あ、そうだ！
看護師さんに知らせないと！」
七尾さんは私に、待ってて！と言って病室を出て行った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 64人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
華ヶ崎レオ(プロフ) - みこはんさん» ありがとうございます！とっっっても嬉しいです！初めはこんな結末じゃなかったので、大丈夫かなと心配でしたがそう言っていただけて安心しました！(*´-`*) (2017年8月1日 0時) (
レス) id: a8b7c32919 (このIDを非表示/違反報告)
みこはん(プロフ) - 何回見ても泣けます(´；ω；｀)たった36話でここまで中身の濃い小説はなかなか見ないので凄いと思いました！次の作品も楽しみにしてます。 (2017年8月1日 0時) (レス) id: af3c32f75f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：華ヶ崎レオ
| 作成日時：2017年7月17日 22時
