551話 お日様に包まれて ページ1
お店を出てから公園で2人のんびり過ごす。
手を繋ぎ、指を絡めてベンチに座る。
貴｢お日様が暖かい……気持ちいい。｣
ｹｲﾄ｢落ち着くね〜｣
貴｢うん………ふぁ……｣
日差しが私たちを優しく包み込んでくれるから眠くなってくる……。
コテンとケイトの肩に頭を乗せればケイトも寄り添ってくれる。
まるで本当の恋人みたい
そんな気分で空を見ていた。
暫く寄り添っていると、急にケイトは指をピクリと動かし顔を上げる
貴｢どうしたの？｣
不思議に思い私も顔を上げれば
ｹｲﾄ｢……ちょっといい……？｣
貴｢へ、｣
顔を包まれケイトの顔が間近に……。
それは少しでも動けばキスしてしまう距離で、
髪で隠されて周りからはキスしてるように見えてるんじゃないかな。
貴｢な、なにを。｣
慌てて顔をそらそうとするもケイトはそれを許してくれなくて、
小さな声でこう言った。
ｹｲﾄ｢キスしてるフリして…｣
貴｢え。｣
ｹｲﾄ｢ジェイド君達とは別にすごい殺気がするから……多分近くにいる。
このまま行けば、ボロを出すはず。｣
敵をおびきだすための罠だと聞き、それを了承する。
貴｢う、わかった……。｣
だけどやっぱり少し恥ずかしくて顔を伏せればケイトがおでこを引っつける
ｹｲﾄ｢ドキドキしてる？｣
目を合わせてそんなことを言われるから余計照れるわけで……。
貴｢……うん……。恥ずかしい……かも。｣
顔を赤らめれば
ｹｲﾄ｢ふふ…かわいいね。｣
悪戯に笑うケイト。反応で遊ばれてる……。
貴｢……からかわないで……。｣
その時だった。
何も無い空間から魔法が放たれるのが見えた。
貴｢っ！！｣
咄嗟にマジカルペンを構える。
だけど、
ｹｲﾄ｢ダメだよ｣
魔法で防御しようとするもケイトにペンを下げられる。
ｹｲﾄ｢信じて。｣
そのままケイトに向かってくる魔法に思わず目を閉じる。
その時だった。
ﾌﾛｲﾄﾞ｢巻きつく尾(バインドザハート)！！！｣
その声とともに魔法が捻れ、何も無い空間に飛んでいくのだが、
？｢うぅっ！！！｣
呻き声が聞こえたかと思えば、
何も無い空間が崩れる。
それと共に出てきたのは
それは、
｢｢女の子？！｣｣
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のん - すっごく面白かったです！ (2022年3月25日 19時) (
レス) @page38 id: 509edc9681 (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - 玲さん» 玲さん！コメントありがとうございます！！更新頑張りますっ！！ (2021年12月2日 21時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
玲 - 毎日、更新を楽しみにしてみています。これからも頑張ってください！ (2021年12月2日 19時) (レス) id: 7e4c77a810 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒスイ | 作成日時：2021年11月26日 23時
