40話 ページ5
『Aさんっ！！！』
呼ばれるはずのない、私を、私の名前を呼んだ2人に涙が零れる
ﾌﾛｲﾄﾞ｢やっぱ知り合いじゃん。
んじゃオレ小エビちゃんとこ戻るから。｣
そう言って去っていこうとするフロイド先輩をジェイド先輩が引き止める。
ｼﾞｪｲﾄﾞ｢フロイド……本当にAさんを知らないんですか…｣
ﾌﾛｲﾄﾞ｢A？それってこいつの名前？しらね〜。さっき会ったばっかだし。
ねぇもういいよね？｣
そう言って面倒くさそうな顔をして歩いていってしまった
取り残された私はまだ涙が止まらなくて、アズール先輩に背中をさすられる。
ｱｽﾞ-ﾙ｢…Aさん、場所を移動しましょう｣
そう言って優しく腕を引かれ寮内へ案内された。
そしてVIPルームにて。
ｱｽﾞ-ﾙ｢どういう事ですかAさん……。
貴方が帰った後フロイドが追いかけて。
そして今度はフロイドが居ない2回目の世界を繰り返した……。」
ｼﾞｪｲﾄﾞ｢今度は貴方が消えて、別の監督生さんがやってきた……。
いや、正確に言えば記憶を塗り替えられたと言った方が正しいんでしょうか……。
だってあの人は昨日まではいなかった人なんですから……。
……貴方は一体何をしたんです……。｣
2人は全てを覚えていた。
その時私の脳に
"これが私にできる最後の慈悲さ。必ず幸せを掴むんだよ。"
アースラの優しい声が響く。
彼女は深海のように慈悲深い、海の母だ。
そして私は2人にフロイド先輩が私の世界に来て泡になって消えたこと、
そしてフロイド先輩が居ない2回目世界で思い出した私はアースラと契約した事の全てを話した。
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イロ(プロフ) - すごく良かったです。最近、ヒスイ様の作品を深夜に拝見させていただいております。その度に、感動して、涙が出て、、本当にいつも素敵な作品ありがとうございます。これからも拝見させていただきます。 (2023年3月8日 22時) (
レス) @page37 id: 3b41e00f46 (このIDを非表示/違反報告)
パピコ(プロフ) - やばいですめちゃくちゃ泣きました。最後のアースラ本当にありがとうもう感謝しかないです！アースラありがと〜✧\(>o<)ﾉ✧ (2022年9月7日 18時) (レス) @page37 id: 1442eac3b7 (このIDを非表示/違反報告)
sayy(プロフ) - あああああっフロイド、小エビちゃあああん!泣いたわ!ヤバイ! (2022年2月5日 0時) (レス) @page37 id: 694cb4f9d7 (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - Milky chocolateさん» Milky chocolate様！嬉しいコメントをありがとうございます！！！励みに更新頑張ります！！！これからもよろしくお願いします！ (2021年11月6日 12時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
Milky chocolate(プロフ) - 前作から陰ながら応援させていただいていた者です、、、いつも更新楽しみにしてるので自分のペースで更新頑張ってください！ (2021年11月6日 11時) (レス) id: c42a942648 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒスイ | 作成日時：2021年10月30日 10時
