19:予告の日 ページ22
暦side
今日もいつもと変わらない朝がやって来た。いつも通り早起きし、カフェの仕込みをする。ささっと朝食をすませ、すぐさま接客。
午後になればお店を閉め、出勤する。
暦「おはようございます、夏目さん、翠くん。」
少しこわばった顔をしている夏目さん、相も変わらずだるそうな翠くんに挨拶をすると、すぐにお父様の元へ。
暦「お父様、おはようございます！守沢先輩をのぞき準備は整っていますよ！」
篠宮「暦、おはよう。そうか、守沢くんはまだ来てないか、」
あれから、みんなが集まることはなく、予告当日を迎えた。
という事で、今から標的となった資産家の家に行く。千秋さんの到着を待っていると、メールが来ていることに気づく。
"暦、現場に入れなくても頑張れ！応援してるぞ！！"
映し出されるレオくんからの、応援してるのか嫌みを言っているのかわからないメッセージについ笑ってしまった。
千秋「遅れてすまない！燃えるハートの守沢千秋、ただいま参上だ☆」
レオくんのメールに返信していると、千秋さんがかっこよく登場した。
暦「千秋さん！カッコいいです！！」
夏目「遅いヨ、センパイ……」
夏目さんは少し怒っているみたい。まあ、こんな大事な日に遅刻してきたのだから当然と言えば当然だけど。
篠宮「まあまあ逆先くん、彼には少し頼み事をしていたんだ。」
は？
暦「…………お父様？聞いていないのですけど。」
篠宮「言ってないからな。」
一体どんな頼み事なのだろう。そういうのはせめて私たちには言ってほしい。
篠宮「さあ、全員揃った事だし、本題に入るぞ。」
篠宮「狙われた資産家の邸宅には、暦にも行ってもらう。」
暦「…………現場には入れてもらえないのでは？」
篠宮「ああ。だから、事前の打ち合わせだけ参加して戻ってきなさい。」
暦「…………………わかりました。」
千秋「何故ですか？」
篠宮「暦がそこのご子息と知り合いだからだ。初対面のやつばかりよりはやりやすいだろう。」
なんと身勝手な理由……
まあいいけど。
篠宮「それでは皆、頼んだぞ。」
『お任せを、警視総監どの。』
そして私たちは、今回の現場"姫宮邸"に向かった。
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みゅー(プロフ) - catさん» はじめまして！面白いと言ってくださって本当に嬉しいです♪更新がんばります！ (2017年10月15日 15時) (
レス) id: 1f8d5273a5 (このIDを非表示/違反報告)
cat(プロフ) - 初めまして！すごく面白いです！早く続きが見たいです！更新､頑張って下さい！応援してます！ (2017年10月15日 13時) (レス) id: 5956e8d0c6 (このIDを非表示/違反報告)
みゅー(プロフ) - 御霊tさん» ありがとうございます(^○^)是非楽しみにしていてください！！ (2017年10月15日 10時) (レス) id: 1f8d5273a5 (このIDを非表示/違反報告)
御霊t(プロフ) - とても面白かったです！続きがすごく気になります。更新頑張って下さい。応援してます。 (2017年10月15日 6時) (レス) id: 290a03293f (このIDを非表示/違反報告)
みゅー(プロフ) - 颯碧さん» ありがとうございます！更新頑張りますね♪ (2017年10月3日 18時) (レス) id: 1f8d5273a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゅー | 作成日時：2017年10月3日 2時
