第7話 ページ8
虹「不満持つやつのほうが多いよな。……よし」
貴「虹村さん!?」
バシッと背中を叩かれみんなの前に出された。
「背低っ!」「あんなヒョロい体でなに教えられるんだよ」
前に出たことにより、一層不満の声が多くなる。
虹「ほら一発挨拶かましてこい!」
そう言って虹村さんはボールを投げてきた。
実力行使ってことですか?
貴「はぁ……みなさんはじめまして。今日からコーチすることになりました朝日奈です。みなさんの不満はごもっともだと思います。なのでー」
もらったボールをバンッと床に打ちつける。
貴「誰か私と勝負しましょう?バスケを通した方がわかりやすいでしょ。誰が相手してくれます?」
?「いいぜ、俺が相手してやるよ!」
名乗り出てくれたのは肌の黒い男の子。
青峰が?流石に無理だろ。ウチのエースだぞ。そんな声が聞こえてる。
なるほど、エースねぇ。
貴「あ。私バッシュないんだった。……あー、ねぇそこの君!」
?「えっ、僕ですか?」
青峰君の隣にいた男子に声をかけると、なぜか凄く驚いた顔をされた。
周りの人も驚いてるし。なんでだ?
貴「うん、そう」
青「お前すごいな!テツが見えるのか!?」
貴「え?テツ……くんって、見えたらダメなやつなの?」
もしかして、ゆ、幽霊……!?
黒「違います。僕人より少し影が薄くて認識されにくいんです。あと、黒子テツヤといいます」
貴「そ、そうなんだ、大変だね。あ、それでね黒子君。少しだけ君のバッシュ借りてもいい?私持ってきてなくて……」
黒「僕のでいいなら」
貴「ありがとう」
さすがに男子のバッシュだから少し大きいけど、問題はなさそうだ。
貴「お待たせ青峰君。あまり時間も取りたくないから1回勝負でいい?先にゴールを決めた方が勝ち」
青「おう、いいぜ!」
虹「じゃ、審判は俺がするな。ボールは青峰からでいいな」
青「いや、さすがにそれは……」
貴「いいですよー。はい、青峰君!間違っても手加減なんてしないでよ?負けた時の言い訳にされたくないし」
青「あ゛!?誰が負けるかよ!」
ふふ、単純だな。ちょっと挑発するだけで乗っかってくれた。
虹「それじゃはじめるぞ」
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うたプリ大好き?(プロフ) - 更新有難うございます! (2021年11月27日 1時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (2021年11月26日 19時) (レス) @page25 id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
ぽむぽむぽあろ(プロフ) - とても面白いです!続きがきになるっ!そして風斗くん好きっw更新頑張ってください! (2018年8月13日 10時) (レス) id: b57c4dcd3f (このIDを非表示/違反報告)
美優 - 夢主のコーチ時代とキセキを嫌いになった理由凄く気になります!更新頑張って下さい (2018年6月5日 22時) (レス) id: 4652e6effc (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 八色キセキの小説も書いて欲しいです リクの事後はボードに書いています (2018年6月2日 17時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mio | 作成日時:2018年5月31日 10時