検索窓
今日:5 hit、昨日:1 hit、合計:50,352 hit

第7話 ページ8

虹「不満持つやつのほうが多いよな。……よし」

貴「虹村さん!?」

バシッと背中を叩かれみんなの前に出された。

「背低っ!」「あんなヒョロい体でなに教えられるんだよ」

前に出たことにより、一層不満の声が多くなる。

虹「ほら一発挨拶かましてこい!」

そう言って虹村さんはボールを投げてきた。

実力行使ってことですか?

貴「はぁ……みなさんはじめまして。今日からコーチすることになりました朝日奈です。みなさんの不満はごもっともだと思います。なのでー」

もらったボールをバンッと床に打ちつける。

貴「誰か私と勝負しましょう?バスケを通した方がわかりやすいでしょ。誰が相手してくれます?」

?「いいぜ、俺が相手してやるよ!」

名乗り出てくれたのは肌の黒い男の子。

青峰が?流石に無理だろ。ウチのエースだぞ。そんな声が聞こえてる。

なるほど、エースねぇ。

貴「あ。私バッシュないんだった。……あー、ねぇそこの君!」

?「えっ、僕ですか?」

青峰君の隣にいた男子に声をかけると、なぜか凄く驚いた顔をされた。

周りの人も驚いてるし。なんでだ?

貴「うん、そう」

青「お前すごいな!テツが見えるのか!?」

貴「え?テツ……くんって、見えたらダメなやつなの?」

もしかして、ゆ、幽霊……!?

黒「違います。僕人より少し影が薄くて認識されにくいんです。あと、黒子テツヤといいます」

貴「そ、そうなんだ、大変だね。あ、それでね黒子君。少しだけ君のバッシュ借りてもいい?私持ってきてなくて……」

黒「僕のでいいなら」

貴「ありがとう」

さすがに男子のバッシュだから少し大きいけど、問題はなさそうだ。

貴「お待たせ青峰君。あまり時間も取りたくないから1回勝負でいい?先にゴールを決めた方が勝ち」

青「おう、いいぜ!」

虹「じゃ、審判は俺がするな。ボールは青峰からでいいな」

青「いや、さすがにそれは……」

貴「いいですよー。はい、青峰君!間違っても手加減なんてしないでよ?負けた時の言い訳にされたくないし」

青「あ゛!?誰が負けるかよ!」

ふふ、単純だな。ちょっと挑発するだけで乗っかってくれた。

虹「それじゃはじめるぞ」

第8話→←第6話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (43 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
512人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

うたプリ大好き?(プロフ) - 更新有難うございます! (2021年11月27日 1時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (2021年11月26日 19時) (レス) @page25 id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
ぽむぽむぽあろ(プロフ) - とても面白いです!続きがきになるっ!そして風斗くん好きっw更新頑張ってください! (2018年8月13日 10時) (レス) id: b57c4dcd3f (このIDを非表示/違反報告)
美優 - 夢主のコーチ時代とキセキを嫌いになった理由凄く気になります!更新頑張って下さい (2018年6月5日 22時) (レス) id: 4652e6effc (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 八色キセキの小説も書いて欲しいです リクの事後はボードに書いています (2018年6月2日 17時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:mio | 作成日時:2018年5月31日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。