【ブラコン】アメリカから転入して来たあの子は、バスケ部のコーチでキョウダイがたくさんいます！【黒バス】

第25話 ページ26

椿「お、今日の弁当なんか豪勢じゃない？」

今日は風斗が1日休みだと聞き、嬉しくなってお弁当を作り過ぎてしまったのだ。

仕事組には重箱に詰めてしまうほどだ。

貴「ふふっ。楽しくなって色々作っちゃった。いっぱいあるからお仕事のみんなと一緒に食べて！」

椿「ありがとー！お礼にちゅーしてあげ…」

梓「はいはい。朝から何してるの」

近づいてきたつばにぃの口をあずにぃが抑え、私からつばにぃをはなした。

貴「あずにぃおはよう。今日あずにぃとつばにぃお仕事一緒だったよね。これお弁当一緒にたべてね！」

梓「ありがとう。ほら椿早く行くよ」

椿「梓のばかぁ。なんでジャマすんだよ。もー！」

あずにぃに首根っこをつかまれ引きづられていくつばにぃ。

そんな2人を見送り、ソファに丸まるいじけ虫に近づく。

弥「いいなぁ〜お姉ちゃんのお弁当…」

雅「しょうがないよ。弥には給食があるんだから」

これは、最近私がお弁当を作る日の朝見られる光景である。

雅にぃも言ったように弥は給食があるためお弁当を作れないのだが、毎回みんなのお弁当を見ていじけてしまうのだ。

貴「弥にもお弁当の日に作ってあげるから、ね？」

弥「やだやだ！僕にも作ってよー！」

んー、今日の弥はなかなかしつこい。

貴「でも弥に作っても食べられないでしょ？」

弥「そうだけど…。でもふーたんお姉ちゃんに作ってもらったお弁当食べないんでしょ？だったら僕が食べてもいいじゃん！！」

思ってもなかった弥からのパンチがキツい。

第26話→←第24話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す