【ブラコン】アメリカから転入して来たあの子は、バスケ部のコーチでキョウダイがたくさんいます！【黒バス】

第17話 ページ18

帝光中2日目は何事もなく授業は終わった。

朝一から涼太(名前呼びを強制された)にタックルされ、それに便乗した大輝(名前呼びを以下省略)に抱きつかれ、その2人に付き合って(意味は考えない)と言われたがスルーした。

征十郎(名前以下省略。めんどいなぁ。みんなに名前呼びを強制された)とテツヤには、廊下で会う度に軽いボディータッチと共に微笑みを向けられた。

真太郎にはよく分からないストラップを渡されて、敦は1日中私の傍にいた。

……何事もなかったのかなこれ。すごく面倒なことになった気が……。

黄「Aっち部活行こ！！」

またタックルをくらった。

貴「涼太痛いよ」

黄「ごめんっス」

謝りながらもはなれようとはしない。

黄「ささ、早く行って今日こそは俺と1on1しよ！」

貴「あー、ごめん。部活行く前にちょっと用事があるんだ。先に行っててくれる？」

黄「用事終わるまで待ってる！だから一緒に行こっス」

貴「涼太はテツヤの指示を聞いて準備をしてて。ちゃんと教育係の言う事聞くんだよ」

黄「……はぁーい」

不満げだが返事をした涼太はしょぼしょぼと教室を出て行った。

紫「あ、Aちーん。一緒に部活行こー」

貴「お前もか……」

まとめて来てもらってもいいかな？

敦にも用事があることを伝え、先に行ってもらった。

さてと、私も向かいますかね。

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