吸血鬼は音楽を好む【歌い手】 (ページ4)

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03:吸血鬼という存在ページ4

まふまふside
とりあえず、頭を整理する事にした。

「Aさんは吸血鬼？」
「うん」
「僕が連れてきたってどういう事？」
「先生が来た時に真冬君の影にこうやって潜ったの。そのままお家に帰るもんだから連れてこられちゃったw」

そう言いながら僕の影に下半身沈める。

「これからよろしく、ってどのくらいの頻度でするの？」
「んー、月1くらい？」
「あ、そんくらいでいいんだ？」
「うん」

Aさんが授業で寝てるのって吸血鬼だから夜行性なだけなんじゃ…？

「何で高校にいるの？」
「暇潰しだよー青春に憧れて？笑」
「寝てるじゃん」
「眠くてついwwでも大丈夫！真冬いるし」
「え、どういう事？」
「だって私達もう友達でしょ？」
「…と、友達なのかな」

血吸う側と吸われる側の関係は友達…？

「え？違った？じゃあ今から友達になろう？」
「ポジティブだねww」
「これでも伊達に長生きしてないからね」
「え、何歳なの？」
「150歳くらいから数えるのやめたww」
「……えぇー」
「友達ならまふ君でもいい？」
「いいよ」
「ありがとう！」

150歳以上？え、これで？
明らか中学生とかそこらへんなのに…w

「ん？失礼な事考えたでしょ？笑」
「かかかか考えてないよ？」

吸血鬼の友達が出来ました。