第5話 ページ6
はぁぁぁ……緊張した…
声強張ってなかったか？！
いけたか？！
てかなんで俺はこんな風になってんだよ。
彼女だし…別に緊張する必要なくね？
緊張するもんはするんだよ仕方ねぇだろ。(自問自答)
悶々と考えていると、どうやらAは風呂から上がったらしい。
「一郎先輩ー！お風呂上がりましたー！」
「おー、髪長いんだからちゃんと拭けよ、風邪引くぞー」
「えー、めんどくさいですー！先輩やってくれません？」
「駄目だ、自分でやれ。俺も風呂行くから」
「やっぱそうですよね〜、へへ、いってらっしゃい！」
そう言ってAは俺に笑顔を向ける。
アッ無理可愛い尊い死ぬ。
笑い方可愛い、笑顔可愛い。
てか顔面が可愛い！！！
これ本当に俺の彼女？？？
俺の彼女でいいの？？？
こんなに可愛いのに？？？
元ヤンの彼女でいいの此奴？？？
駄目だこれ以上考えると哲学の域に達する。
やめよう、何も考えずに風呂に入ろう。
そうして方向を変えると「あ、ちょっと待ってください！」と背後から声がかかる。
「先輩！私今お風呂あがりですよ？！」
「お、おう。そうだな？」
「先輩の家のお風呂に入ったんですよ？……先輩の匂いがする私のこと抱きしめたりしなくて大丈夫ですか？！」
うーん？？？？
何言ってるのかちょっとわからないけど可愛いのはわかる。
抱きしめてもらいたくて必死なのもわかる。
……え？？？すげぇ可愛くね？？？
余りにも目をキラキラさせるので抱きしめてあげようとしたその時、
「あ！でも今髪の毛濡れてますしやっぱ良くないですね！！すみません引き止めてしまって〜…じゃ、お風呂いってらっしゃいです！！」
なんなんだよ！！！！！！！！！！
俺の気持ちを弄ぶなよ！！！！！！！！！
そうして俺は内心不貞腐れながら風呂に向かった。
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松栗(プロフ) - こんばんは。夜分遅く失礼いたします。リクエストの品ができました。当作品内にて掲示しておりますので、ご確認をよろしくお願いします。 (2018年9月3日 0時) (
レス) id: e52d1400cf (このIDを非表示/違反報告)
ぬぬぬ(プロフ) - おけですー！！じゃあ続編の方で！ (2018年8月27日 14時) (レス) id: 62aeac2e51 (このIDを非表示/違反報告)
乳酸菌(プロフ) - ぬぬぬさん» 私は王道ですけどタクミくんとか…本推しは外伝のグレイくんです！ありがとうございます〜！！こっちは多分あまり来なくなるので、向こうの方が私としてはありがたいです…！ (2018年8月25日 22時) (レス) id: 96d787d18f (このIDを非表示/違反報告)
ぬぬぬ(プロフ) - 本当にそれ！！！乳酸菌さんは誰好き？？あ！それと続編おめでとう！どっちでお話する？？ (2018年8月25日 16時) (レス) id: 62aeac2e51 (このIDを非表示/違反報告)
乳酸菌(プロフ) - ぬぬぬさん» 主人公ズですか！かっこいいですよね！ (2018年8月22日 23時) (レス) id: 96d787d18f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：乳酸菌 | 作成日時：2018年7月20日 1時
