上下左右 ページ29
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浦｢A、サン？どうしてここに……？｣
震える手で斬魄刀の柄に手をかける
今すぐにでもこいつを消し去りたい
スラリと斬魄刀を抜き鋒を浦原喜助に向ければ焦ったように声を上げた
だがそんな声ですら聞きたくなかった
謝罪の声も何もかも
？｢倒れろ『逆撫』｣
耳に響いた浦原喜助とは別の声
その声が聞こえた背後を見ようとした所、甘い匂いが鼻腔を掠めた
咄嗟に鼻を死覇装の袖で隠すが意味がなかった
相手の術中にハマってしまったのだ
『なん、で平子隊長……まで』
なんで浦原喜助を庇う
後ずさりしようとすればいつもと体の感覚が違うことに気がついた
視界の感覚がおかしかった
平｢A、動かんとき
今は上下も左右も全部逆や、下手に動くと怪我するで｣
上下左右が逆？
『なら、慣れてしまえばどうってことない』
一歩前へ足を出す
ゆっくりと確実に、平子隊長の元に
いつの間にか斬魄刀は取り落としていた
平｢A………｣
頬を伝う水滴は降り出した雨によるものなのか、私から出たものなのか、この場にいる誰にも分からなかった
『平子、隊長ｯ……なんで、、浦原隊長と居るんだよ………』
どうして庇うンだ
そいつは平子隊長を陥れたんだろ
平｢A、喜助は何もしてへんやろ……？｣
『なに、言ってんスか……そいつは平子隊長や皆を虚化させて……』
手を伸ばせば触れれる距離まで近寄るとここに来た本題を思い出した
『平子隊長！また、来るから……！』
まだ慣れない感覚のまま瞬歩で隊長サンの元に向かった
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
浦原side
浦｢どういう事っスかね……｣
平｢A、俺の事隊長って……なんで名前ちゃうん？！｣
浦｢アタシの事も隊長だったっス｣
でも、また来るって言ってたし
あの異常なまでの殺気はなんだったんスかね……
平｢あ、……アイツ、アホとちゃうん？｣
指を指す先にあったのはAサンの獄炎鳥
浦｢なんか拍子抜けっスね｣
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紅翡翠(プロフ) - ポテコ＠低浮上じゃない方さん» あ、ありがとうございます！超コメントくれますねwwもう少しで続編行きますんで！ (2019年8月20日 21時) (
レス) id: 26d182b73e (このIDを非表示/違反報告)
ポテコ＠低浮上じゃない方 - この話…好き（直球） (2019年8月20日 21時) (レス) id: 40bf48fe47 (このIDを非表示/違反報告)
ポテコ@低浮上じゃない方 - お誕生日おめでとうございます！…え？遅れてますか？……フッ、錯覚だ (2019年8月13日 22時) (レス) id: 7de4f6887d (このIDを非表示/違反報告)
紅翡翠(プロフ) - 来夢さん» ありがとうございます！これから更新スピード上げれるように頑張ります！！ (2019年8月11日 17時) (レス) id: 26d182b73e (このIDを非表示/違反報告)
来夢(プロフ) - 誕生日おめでとうございます！いつも更新楽しみにしてます！ (2019年8月11日 17時) (レス) id: 70127da965 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅翡翠 x他1人 | 作成日時：2019年7月30日 18時
