【BLEACH】箱入り娘の貴族の子

漆 ページ8

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『四番隊は………ほんわかしてたな』




多少の怪我人は居たがそれでも雰囲気は明るかった





『五番隊はどんな雰囲気なんだ？』




市｢あー……ここみたいな感じよ、多分｣




多分とはなんだ、たぶんとは





まぁ行けばわかるだろう





市｢(藍染隊長には合わせたないんやけどなぁ)｣




五番隊の雰囲気もとても良かった




皆活気があり物腰柔らかで、死神の鑑だな




藍｢おや、ギンじゃないか｣




市｢(あちゃー会うてしもた)



藍染隊長やないですの、奇遇やなぁ｣




『五番隊隊長……西園寺Aだ』




市丸がいるから、




堂々と挨拶をした




藍｢西園寺家の………


五番隊隊長 藍染惣右介です、よろしくお願いしますね｣




『今はお忍びで来ておるのだ



敬語は要らぬ』




そう言うと藍染は目を少し見開いたが快く了承してくれた




市｢ほな、次行くで｣




『あ、待て市丸


藍染、邪魔したな』




藍｢大丈夫だよ、またおいで｣




藍染は笑顔だった




でも、笑っていなかった




この男には何か裏がある




そう本能が告げていた





私は逃げるように市丸を追った

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


『市丸……』




市｢もう藍染隊長とは関わらんとき｣




『うむ、そうする……でもこのままでいいのだろうか』





市｢尻尾出すまでは何も出来へんやろうし、な｣




市丸も知っていたがどうにも出来なかったのか





もうこれ以上藍染のことを考えるのはやめにしよう




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