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数刻後_炭治郎は目を覚ました。
妹が隣にいることに安堵し、辺りを見回す。
「起きたか。」
「!」
「狭霧山の麓に住んでいる、鱗滝左近次という老人を訪ねろ。」
「…!?」
「冨岡義勇に言われて来たと言え。」
『そして、僕も同行することにした。』
「っ、え、貴方は…?」
「今は日が差していないから大丈夫なようだが.妹を太陽の下に連れ出すなよ。」
Aが炭治郎からの問いに答える前に冨岡はそう一言残し、一瞬の内に姿を消した。
『…相変わらず口が少ないな。』
『っと、失礼。自己紹介が遅れた。
僕の名は神威A…先程の男、冨岡義勇と同じ鬼斬りの剣士の一人だ。』
'' 鬼斬り '' という言葉に反応し、炭治郎は禰豆子を抱き込む。
『…安心して。僕はお前の妹に手を出さない。』
「え…」
『時が来るまで、お前達兄妹を護ると約束しよう。
…それが、僕に出来る唯一の贖罪だから。』
「贖、罪…?」
『…まだ、お前は知らなくていいよ。
一応…念のために女の子に竹の筒を噛まさせて貰った。
鬼の子を連れるというなら、これが許容範囲の限界だ。
…わかってくれるかな。』
「は、はい。あの…ありがとう、ございます。」
『うん、どう致しまして。
そうだ。…少年、お前の名前は?』
「炭治郎…竈門、炭治郎です。妹は禰豆子と言います。」
『そう…いい名前だね。
まずはお前の家に向かおう。あのままでは、余りにも酷だ。』
「っは、い…」
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そこら辺の水道水(プロフ) - ちょっと待って、夢主くんに惚れたんだけど(真顔) (2020年11月15日 4時) (レス) id: 44bf365a1c (このIDを非表示/違反報告)
雛乃(プロフ) - 累との展開楽しみすぎます…!これからも無理なさらず更新頑張ってください! (2020年11月10日 23時) (レス) id: 6aacc8954b (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - いよいよ、あの話がくるのですね!!これからの展開が楽しみです!応援してます!! (2020年11月4日 18時) (レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
Shiro - この作品めちゃくちゃ好きです...!これからも頑張ってください!ずっと応援しています! (2020年10月26日 19時) (レス) id: 94aeb4ce2e (このIDを非表示/違反報告)
すー(プロフ) - 続きがきになります。更新がんばってください (2020年10月23日 9時) (レス) id: 91e5b79796 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:緋真 | 作成日時:2020年1月27日 15時