30話~呼んではならぬ��~ ページ1
｢あー涼し…｣
その日夏目は屋上で涼んでいた。
ここ最近奴良組っぽい人(？)達があちこちにいるから落ち着けないからだ
｢しかしなんでこんなことに…ヒノエは今日いないからウロウロできないし…｣
バンッ
夏目は扉が強引に開かれる音を聞き急いで扉の方を見るとゆらが肩で息をしながらこちらを見ていた
ゆら｢あ、ここにおった！夏目さん!｣
｢…花開院さん…？｣
ゆら｢夏目さん探してんで！｣
(花開院さんは気づいてないのか…
姿を知らないから当たり前か…私も言われないと妖と人間の区別なんてつかないし。)
｢どうしたの？｣
ゆら｢え…あぁ
まああんたに注意を｣
(なんだ奴良組に気づいてたのか)
そう思った夏目は次の言葉で驚いた
ゆら｢最近家長さんも妖怪に襲われたし私の所にも昨日妖怪が来よってん、あんた妖を引き寄せる力あるんやし気ぃつけや｣
｢あ、あぁ、ありがとう、気をつける｣
なんだ違うのか…夏目は花開院が急いで立ち去った後に寝転んだ
(それでも…心配してくれる人がいるのは嬉しい…。)
そう思うと夏目の頬は自然と上がった。
ｸﾛ｢なんだ夏目ニヤニヤして｣
｢ん？…あぁ、先生、いや、妖のことで心配してくれる人がいるのはこんなに嬉しいんだなって｣
ｸﾛ｢名取の若造もよく心配しておるだろう、ここ最近は名取もこの辺りで悪さをした妖怪を妖封じをしていると小物からよく聞くからな｣
｢名取さんは…また別お兄ちゃんみたいに年上だし、本当のお兄ちゃんみたい、田沼くんも。
ただ…花開院さんは…｣
"同じ年頃なのに視えることを気味悪がらない人だから"そう言いたいが夏目は口を開かなかった勝手に友達面して花開院さんが困らないかと思ったからだ
ｸﾛ｢……。｣
(『夏目さんって気味悪いよね〜、転入してきて気になったからよく話し合わせて話してたけどやっぱり気味悪い……気持ち悪い。』)
(こんな気味悪い私が友人面したらダメよね…。)
ｸﾛ｢…ﾌｧ〜、おい夏目！帰るぞ！！｣
｢えっ、あぁ、うん。｣
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花音 - 初めまして♪凄く面白かったです( ≧∀≦)ノ続きがとても気になりますがまったりして待っています("⌒∇⌒")これからも応援してます(^○^) (2021年1月14日 20時) (
レス) id: c9954f1e86 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ(プロフ) - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2020年12月19日 16時) (レス) id: 4f60a72d2e (このIDを非表示/違反報告)
シンア - 続き気になります(*⌒▽⌒*)更新楽しみにしてます(*⌒▽⌒*) (2019年5月16日 16時) (レス) id: f6e4c29514 (このIDを非表示/違反報告)
芽 - 更新いつまでも待っております (2019年2月9日 0時) (レス) id: 8fe2495ae6 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 続きを楽しみにしています♪ (2018年12月5日 22時) (レス) id: 193d98d6bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：私(me) | 作成日時：2018年3月19日 23時
