013.苦手な先輩 ページ14
***
5限が終わり体操着から制服に着替える。
たしか今日は5限放課だからプロデュースが長くなるんだっけ。
念のため手帳で予定を確認し私は更衣室を後にした。
―――
――
『失礼しま〜す...』
「ちょっと遅いんだけどぉ!」
スタジオについて早々怒られる始末。
もちろん声の主は――
『まだ集合時間まで少しありますし...』
「先輩を待たせてるって分かんない?あんたどういう神経して___」
『ご、ごめんなさい瀬名先輩...気をつけます!』
―――瀬名先輩だった。
『.........えっと他のみんなは...?』
「...はぁ、SNSで確認しなよ。Knightsのグループ。」
私は言われた通り携帯で校内SNSを開きKnightsのグループを確認した。
そこには用事で遅れる、と2人のメッセージ、そもそも連絡をしない残りの2人というKnightsお決まりの状態。
『___てことはつまり...』
「あんたが俺をプロデュースってこと?」
____最悪だ。
「ちょっと何その嫌そうな顔。」
『えっ?...いや別に嫌というわけじゃ...。』
「はぁ〜、まぁいいけどねぇ。さっさと準備するよ。」
『は、はい...。』
瀬名先輩は来ていた自分の制服をぶっきらぼうにハンガーに掛け準備をし始める。
そんな彼に背を向けるようにして私も黙々とプロデュースの準備をした___
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櫻田たると(プロフ) - 滅茶苦茶泣きました!胸がいっぱいになる素敵なお話でした。終わってほしくないっ!て過去一感じた作品です。嵐ちゃんだいっすきなのでフォーカスを当てて書いてくださりありがとうございますっ (1月29日 2時) (レス) @page50 id: 3341c19ec1 (このIDを非表示/違反報告)
納豆(プロフ) - めちゃめちゃ泣きましたありがとうございました(TT) (2022年6月19日 2時) (レス) @page50 id: be4291906f (このIDを非表示/違反報告)
紅狼鬼 - 涙が止まりませんでした。最高に素敵なお話で…knights推しの私にはたまらない話でした (2021年4月13日 7時) (レス) id: 343eec77e7 (このIDを非表示/違反報告)
梓桜 。 - はじめましてこんばんは、嵐,泉が最推しのうち2人になっている嵐ちゃんに好きが溢れて止まらない者です。 とても素敵なお話で泣いても泣いても涙が止まりません…こんな素敵なお話をありがとうございます。 (2020年10月26日 1時) (レス) id: f31cec74f3 (このIDを非表示/違反報告)
魅音 - 夢小説でこんなに泣いたの初めてです。このコメント書いてるときも泣きながらです(笑)こんなに感動できる小説を書いてくださりありがとうございます。 (2020年1月5日 1時) (レス) id: 759e209269 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シユ* | 作成日時:2017年1月9日 2時