【MSSP】お隣さんは2歳下【えおえお】

お隣さんへの通達。 ページ27

その連絡が来たのは、ヒラくんに教えてもらった魔女の家の実況をあげてからすぐのことだった。

深夜の部屋に鳴り響く、小さなバイブレーション。

それは鳴り止むことなく、小さく小さく振動し続ける。

それはきっと、私が彼に恋した…ううん。

ニコ動に足を踏み入れた罰の開始を報せる振動だった。


ーーーーーーーー

『…ん…れ…でんわ…』

昨日魔女の家を撮って、編集までして。

寝たのは結局午前3時。

キヨくんからの、着信…

『1...7…件…???』

どうして、こんなに…???

フジくん、拓斗さん、香佑からのLINEには

【起きたらすぐ、連絡ください】

との簡潔な文。

今の時刻は9:30。LINEが来た時間と、キヨくんからの着信の時間はほぼ同じで5:47。

…こんな時間に、こんなにもたくさんの…???

嫌な予感がして、フジくんたちに今起きたことをれんらくして、キヨくんに折り返し電話をする。

ワンコールのあとに聞こえた彼の声は、とても震えていて。

キヨ『A…っ…どうしよう…ｯ……ヒラが…ｯ!!!!!!!!!!』

…わたしの心の奥で、


小さくひび割れる音がした気がした。

お隣さんと受付のお姉さん。→←お隣さんを狙う人。

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