【MSSP】お隣さんは2歳下【えおえお】

お隣さんとキヨの彼女(仮)。 ページ23

ｶﾗﾝｶﾗﾝｯーーーー

聞き慣れたベルの音。

??「いらっしゃー…あ!!Aちゃん!!ギリギリだよーっもうっ!!」

そういって頬を膨らます店長。

や、本物の店長は…

『奏さんは??…てんちょー』

店長「さぁ??早く着替えて俺手伝ってよ!!」

ここの店長は奏さん。ほら、あれだよ。キヨくんの彼女(仮)の←

奏さんのお父様がもともとこのカフェをやってたらしく、お父様が引退して奏さんがこのカフェを受け継いだという。

あ、ちなみに店長は女みたいな声してるけど、男だ。

本名はたしか…えと、あ。天知要だった気がする。

ロッカールームに入るとちょうど上から奏さんが降りてきて。

奏「あ、Aさん!!おはようございます」

奏さんはニッコリと笑うと何かに気づいたように私の顔をのぞき込んだ。

奏「…Aさん、顔赤いですよ??熱でもあります??」

『へっ!?』

嘘。まだ顔赤いの??

奏「あっはは!!なんとなーくですけど、わかりましたよ??休憩入ったらお話しましょうね」

奏さんは綺麗な笑みを残したまま、Aさんにも春が来たかぁ…と言ってフロアに入っていった。

『…っは!!は…違いますしっ…まぁ、いいか…』

お隣さんが宣伝します。→←お隣さんといってらっしゃい。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す