『進○』ようこそ。誘惑の進○カフェへ。

small sweet 12 ページ14

ポイント…あと…三つ…。


あっという間に貯まるポイント。


まあ…ほとんど行ってるし…


でも…行くと誰かかんしらに捕まる。


それは…今日も。



「っ！…ちょっ…○○○さんっ！」

「何？？」


丁度カフェのトイレから出た途端、手首を掴まれ、壁に押し付けられた。


「これは…一体…」

「ん？だって言ったでしょ？俺、本気で行かせてもらうって。」


言いました…けど…


「そうですけど…でも…これは…」

「嫌？」


○○○さんの腕が背中に周り、引き寄せられて抱き締められた。


「っ！？」

「ふっ。心臓…すげえ音。緊張してる？」

「っ…当たり前ですっ///抱き締められたの…初めてですから…」


そう言うと、○○○さんは再びぎゅうぅっと強く抱きしめてきた。


「もう可愛いな〜。何でそんなに可愛いの。」

「し…知りませんよ…。それに…可愛いくなんか…」

「可愛いよ。Aちゃんは。」


その瞬間、チュッと額にキスされた。


「〜〜////」

「そういう真っ赤になるとこ…可愛い。」

「っ…○○○さんっ…」


可愛い可愛い言われると…持たないって///


顔を手で隠すと、○○○さんはクスクスと笑ってそっと引き剥がされる。


「駄目だよ。顔隠しちゃ。もっと見たい。」


大きな目が私を捉え離さない。


その時…


「何やってる。○○○。」

「！…○○○さん…」

「ハア。何ですか？」


○○○は呆れながら○○○さんを見る。


「仕事中だろ。それに客から指名きてる。」

「…分かりました。じゃあ、またね？」


○○○さんは手を振り去って行った。


私も…席戻らなきゃ…


○○○さんの横を通ろうとした時、腕を掴まれた。


「っ！」

「何されたんだ。○○○に。」

「何って…別に…」


目線をそらしたまま言うと、○○○さんは私を引き寄せ壁に。


「っ！いっ…」

「嘘をつくな。されただろ？されてないなら…なぜ目が泳ぐ？」

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