１２話 ページ12
＊
「何だ、先生じゃなさそうね」
「おいヒジュ変な事言うなよー焦ったわ」
「おいおい、何の話だ？」
「なんでもなーい 、先生さようなら 〜」
そそくさと手を振ってその場を後にした私達。
なんだ、ユンギ先生じゃなかったじゃん ！！
作詞作曲までして忙しいのに女子高生１人をストーカーするなんてそんな暇ないだろうし 。
「…クス」
ユンギ先生が口角上げて笑ってたとも知らずに
でも、昨日 指導室のは …
やばい思い出すと顔が赤くなる。
「…じゃあ結局クラスメイトの誰かってこと？」
「うーん 、怪しい人いないし携帯向けてる人も見かけないしなあ …」
例のストーカー事件は一向に謎が深まる 。
「写真撮った人と追いかけた人は同一人物かしら？A可愛いしストーカーはたまたま道端にいた人がしたかもしれないよね。」
確かにストーカーの姿を見てないし、同一人物とは確信できない
ただ、タイミングが重なっただけ …
「ううーん 、気が重い。気晴らしに甘いものでも食べに行かない？駅前にカフェが出来たの」
ヒジュがそう言えば 私とグクは笑顔で「行く！」と頷いた 。
✻
ヒジュが教えてくれたカフェは少し小さめだけどアットホームみたいな場所で、コーヒーからラテアートまで豊富な飲み物もあるしクッキーやケーキなど甘いスイーツまで色んなメニューがあった
私はオレンジジュースとチョコケーキ、ヒジュはカフェラテとモンブラン、グクはキャラメルマキアートを頼んだ 。
小さなお店だからか店員さんは笑うと糸目になる可愛らしい男の人。私達と年齢変わらなそうだけど
頼んだものを持ってきた店員さんが私たちを見て
「その制服、ソフィア高校だよね？僕もそこの二年生なんだ 〜」
「まさかの先輩 ！」
店員さんが同じ学校の一つ上の先輩だったとは …
二年生や三年生とは滅多に関わらないから何だか新鮮だった 。こういう場所で関われるなんて
「僕はパクジミン。ここのカフェはアッパが経営しててね、バイトとしてよく手伝うんだ〜」
私達もそれぞれ名前を言って 、ジミンさんと少し仲良くなれた気がした 。
グクなんてヒョン！って懐いちゃってカトクまで交換していた
「ゆっくりしていってね。」
ジミンさんは微笑んで「洗い物〜」とキッチンへ戻って行った
＊
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(名前)ほの(プロフ) - 狂愛もっと出してください！この話大好きです！ (2019年3月30日 0時) (
レス) id: 2cfdb04369 (このIDを非表示/違反報告)
シズニ NCT - 更新いつしますか? (2018年10月30日 19時) (レス) id: a4c43c4849 (このIDを非表示/違反報告)
莉衣＊(プロフ) - スノーさん» パスワード解除しました><お待たせしてすいません！ (2017年4月4日 16時) (レス) id: ba24f0ec1d (このIDを非表示/違反報告)
莉衣＊(プロフ) - migiyuさん» 編集中の為一時パスワードを付けさせていただきました。解除したので良かったらお目を通し下さい^^ (2017年4月4日 16時) (レス) id: ba24f0ec1d (このIDを非表示/違反報告)
莉衣＊(プロフ) - Re:さん» Re:さん初めまして！コメントありがとうございます^^大好きだなんて嬉しいお言葉ありがとうございます(T^T) (2017年4月4日 16時) (レス) id: ba24f0ec1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：莉衣＊ | 作成日時：2017年3月10日 0時
