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ぼくのおもい ページ11
君はもう僕の前からいなくなっちゃったんすね。
警察の人に捕まって色々聞かれてるうちに全部思い出したっす。あの日、僕が君を喰い殺したんだって。
でも、僕は後悔してないっすよ〜君とひとつになれたので！
まあ、初めて君を見た時は美味しそうって思ったすけど食べたいとまでは思わなかったんすよ、、
それが君と付き合って行くうちにあぁ君はどんな味がするんだろうなって気になっちゃったんす。
僕が君を食べた日、君を食べる前は非常食も切らしちゃってほんとにお腹が空いてたんすよ。
美味しそうな匂いがすると思ったら君がいて、もう我慢出来なかったんす…
気づいたら君に齧り付いていて…君の真っ白だったら肌が真っ赤になっていて…
僕はどうしたら良かったんすか？あの時来たのが君じゃなければ僕が君を食べることも無かったのに…
ねえ、君は最後僕になんて言ってくれてたんすか？食べるのに夢中で……
そっか、君があの時僕のところに来たのが悪いんすよ。だから僕は君のこと食べちゃったんす。でも僕は君のこと許してあげるっすよ〜♪
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作者名：祈祷者 | 作成日時：2022年9月16日 22時
