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智くんと言い合ってモヤモヤした気持ちを抱えたまま歩いたら小さな向日葵畑にたどり着いて
青空と太陽の下で元気に上へ伸びてるそれらをボーッと眺めてた。
ボーッとしてたから後ろの気配に気づかなかった。
伸びてきた腕に口を覆われ、そのまま目を隠され手の自由を奪われた。
・
数人の声が聞こえる。
視界が奪われているため聴力の性能が上がる。
智くんをおびき寄せるとか
本当に女一人のために来るのか？とか
ターゲットは智くんと言わんばかりの会話が聞こえる。
相手が何人いるかも分からない状況で
怖いけど智くんには来てほしくない。
智くんが殺られちゃうかもしれない。
“「俺そんなに信用ない？」”
強いのは知ってるよ？
知ってるけど、もしものことだってある。
私をダシに智くんは不利な条件を突き付けられるかもしれない。
そしたら、智くんは貴方自身より私を優先させるでしょ？
・
・
「智…くん？」
拘束されてる場所まで聞こえる鈍い音。
大きい音。
固いものと固いものがぶつかったような音。
そして、血の臭い。
だんだん近づいてくるソレが怖くて、恐ろしくて
目隠しの下で涙が滲んだ。
さっき切りつけられた肌の痛みすら感じないくらい全身が震える。
・
「さ…としく、」
広がる視野。
焦点が合わない状態で目の前の人を見上げる。
「さと…、血…っ」
智「バーカ、おめぇも血流してんだろ」
「私は全然だいじょ…」
智「大丈夫じゃねぇよ」
ロープも解かれ、体が自由になる。
その手で、智くんの顔を包んだ。
「智くんだって、大丈夫じゃない…」
智「こんくらいかすり傷だっつの」
「おでこ切れてるじゃん…」
智「…さっさと帰って治療すっぞ」
ふわっと抱き上げられる体。
「い…いいよ、自分で歩ける…！」
智「黙ってないと舌噛むぞ」
出口付近で智くんが足を止めた。
智「…いない、あいつ」
「あいつ？」
智「…逃げたか、それとも…」
ポツリポツリと呟く智くんの斜め後ろ。
ちょうど影になって真っ暗なところから、一人体格の大きな男が…
「さと…、後ろっ！！」
智くんに叫んだ直後、彼の片手が私の目を隠した。
傾く重心。
響いた鈍い音。
智くんからの目隠しが外れたそこには、さっきの男が横たわっていた。
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○(プロフ) - 美希さん» LINEあるの人違い？かな？ワクワクなあ…、私行くとしても大阪（ ; ; ）ハッピーエンド大好きじゃけんご安心を（＾_＾） (2017年5月13日 18時) (
レス) id: a1c0da4454 (このIDを非表示/違反報告)
美希(プロフ) - ○さん» そうなの、、ワクワクとかまた会いたかったなぁ..うん！楽しい京都旅行になりますように 笑 (2017年5月13日 12時) (レス) id: 0d7cdb44a3 (このIDを非表示/違反報告)
○(プロフ) - 美希さん» そうなんじゃ(´･_･`) 読んでくれるだけで嬉しい♪ 待ってて（＾_＾） (2017年5月13日 12時) (レス) id: a1c0da4454 (このIDを非表示/違反報告)
美希(プロフ) - ○さん» 数日前に消したんだよ〜〜。気づいてもらえて嬉しい！ちゃんと通知とってるからね 笑これからも楽しみにしてるね〜〜！！ (2017年5月12日 21時) (レス) id: 0d7cdb44a3 (このIDを非表示/違反報告)
○(プロフ) - ちはるさん» 長編一つ完結させたのでこっちへ戻ってきました（＾_＾）また会えます、お楽しみに（＾_＾） (2017年5月12日 18時) (レス) id: a1c0da4454 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：◯
| 作成日時：2016年8月7日 11時
