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みにまむ ８ ページ9
「みんな、ヒーローコスチューム…だっけ？カッコいいなぁ」
どうやらヒーロー基礎学とやらは特別な授業みたいだ。
戦闘訓練もあるみたいだし、痛そうであんまり参加したいとは思わないけれど。
ちなみに私はヒーローコスチュームなど持っていないのでジャージで授業を受けることになった。
「うわぉ！本物のオールマイトだぁ！」
「やっぱ画風違うよな、俺らと」
上鳴君は私の個性で小さくなったヒーローコスチュームを身に纏っている。
戻るのは一週間後だしそこまで影響は無いだろう。
「かかか、上鳴君！こんなに小さくなってたんだね」
「有栖の個性はかなり強力なのかもな」
「うわわわわ、紅白君だだ！！！」
「紅白君！？轟な、轟！」
「轟君！有栖君を驚かせるのは止めないか！！」
「あっぶね！飯田ァ腕気を付けろよ！」
「アリスっぱい……イケる！！」
これから訓練が始まるっていうのに、ここのクラスの人たちは皆お気楽だ。
確かに明るいのはいいことだけど、鼓膜が張り裂けそう…！！
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作者名：真裏 | 作成日時：2017年10月9日 8時
