【それさえも忘れてしまう】 ページ16
*ドラミ*
ドラミ「ごっ、ごめんなさい…」
『ボーッとしてたよ?大丈夫?』
Aさんが顔を覗き込む。
Aさんの大きな空色の瞳に歪んだ私が映っていて、何か変な気分
…この空色の瞳も、もう少しで見えなくなってしまうなんて
ドラミ「…っ、」
『…』
ギュッ
私が泣きそうになった時、Aさんが私を抱き締めてくれた
ドラミ「え…?」
困惑する私の耳に、Aさんの声が届いた
『…大丈夫。私はドラミちゃんの側から離れない。…ドラミちゃんの綺麗な瞳に私が映る場所に、ちゃんといるから』
ドラミ「…!」
…この人は、いつだってそう
いつも私達の不安を見透かして、慰めの言葉をかけてくれる
今まで何度助けられたんだろう
…でも、でも…!
ドラミ「(そんな言葉だって、4日後には聞けなくなっちゃうんだ…!)」
そして私は
Aさんの優しい声も、なにもかも忘れちゃうんだ
そんな変えようのない事実が、どうしようもなく悲しかった。
『ああ、どうしましょう』
涙が溢れて止まらない
けど私の涙を拭うAさんは、どことなく楽しそうだった
・
ドラミ「Aさん…無理してたのかな」
台所で起きた出来事をキッドに話した
キッドは相槌を打ちながら黙って私の話を聞いていて
私の話が終わった後に、キッドは言った
キッド「いや、あいつは本当に楽しんでたと思うぜ」
ドラミ「そう…かな」
キッド「そうさ。きっとあいつは、どんな形であれお前の面倒が見れるのが嬉しかったんだよ」
A、お前の事妹にしたいって言ってたもんな
キッド「そんな風にあいつを笑顔にできふのなんか、お前ぐらいだよ」
---------ありがとな、ドラミ
そう言ってくれて嬉しかった、反面
Aさんの顔を見て、泣きそうなのを堪えた顔と行き場のない怒りが入り交じったみたいな顔をしたキッドを見て
私は素直に喜べないでいた
-----------後、三日
終わり←【何で?どうして?】
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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シルバーエリアス - 更新、頑張ってください! (2019年3月31日 22時) (レス) id: 1683991242 (このIDを非表示/違反報告)
ネオ - こんばんは!とても感動するお話でした!大好きです!今でも泣いてしまいます!続きを頑張って下さい!応援しています! (2018年8月17日 20時) (レス) id: 39f879fc27 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶オーレ - 更新頑張ってください!!大好きです!応援してます!! (2018年6月11日 23時) (レス) id: 2a846aa862 (このIDを非表示/違反報告)
マッドハッター(プロフ) - 続きをお願いします!"終わり"になっちゃってます! (2017年8月10日 21時) (レス) id: 27e23ad46b (このIDを非表示/違反報告)
柑橘類(プロフ) - 応援してます!更新待ってます(*´ω`*) (2015年7月29日 20時) (レス) id: b4636d7847 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ネオン | 作成日時:2014年8月1日 22時