【刀剣乱舞】キスしちゃダメ！

＊ ページ8

『いやいや！？欲求不満？霊力不足？で毎回キスされるのは嫌だよ！！！』




私がクワッと反論すると、こんのすけは黙ってグッとガッツポーズをした





こ「だから言ったじゃないですか。ここの刀剣男士は変わってるって！」





この、モフモフめ……っ！！！他人事だと思って軽そうに！





こ「ひとまず、大広間にでも行きませんか？」




『お前、さっきの説明自分で言ったからわかるよね！？

　ある意味、私の身が危ないんだよ！！』




「俺がいるから問題なかろう」



耳元でいきなり聞こえたその声に私は肩をはねらせる





バッと後ろを振り向くと




ほけほけと笑っている三日月宗近がいた





『おま…っ！いつから…っ！』



三「ずーっといたぞ？」




三日月はそういうと、私に近づく




私はそれに合わせて、後ろにさがる






三「俺がいるから問題なかろう？守ってやるぞ？」



『お前が一番危ないんだよ！！！』





私がそういうと、次の瞬間、三日月はガクッと崩れ落ちた









三「……うっ！！」









『………………え。なに』





そのあと、暫くうずくまった後、三日月は動かなくなった






『……え。ちょっとまって。うそでしょ？』



私がおそるおそる近づくと、こんのすけがつぶやく




こ「……もしかしたら霊力不足かもしれませんね」




『……え』



こ「このままだと折れてしまいます…っ」







こんのすけが重々しくそういうので、私がピシッと固まる






…え。じゃあ私、もう一回こいつにキスしないといけないの！？







三「………………(しーん)」




『〜〜〜〜〜っ！！』




くそう！私、人(？)が倒れてると頬っておけないんだよおおおお






私は三日月の顔をこっちに向ける






……ごくり。





…やるしかない！






私がおそるおそる顔を近づけた瞬間。





三日月がバッと起き上がり、私の唇に勢いよく食いついた





『…んっ！？？……んっ………ぁ……っはぁっ』



三「……はぁ…っ……ん…」




舌も入ってきて、頭の中をかき混ぜられてるみたいで意識が朦朧としてきた

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