第108話 ページ11
NOside
ナツメ「…あっ、見て！」
ナツメが声をあげ、画面を見ると…
アキノリ「千堂レイのオフィシャルサイト…？」
ナツメ「今日、中央広場でパーフェクト占いショー
やるって！」
A「へぇ…」
ケースケ「ほんとだ！ねぇ、行って占ってもらおうよ〜！」
トウマ「ああ、そうだなぁ…」
アキノリ「別にいいって…てかケースケ、予言とか
そういうの信じないんじゃなかったか？」
A「占いは信じるんだね〜」
ケースケ「えっ！？あ、いや…信じる信じないとか
じゃなくて、占いはエンタメテントっていうかなんちゅうか…！」
ナツメ「エンターテイメントでしょ？」
ケースケ「あーもう！いいから行こうよ！」
――――――――――――――――――
NOside
そして、現場に行くと…
とんでもない長さの行列ができていた。
ナツメ「うわぁ…なんかすごい人気なんですけど…！」
ケースケ「…あっ、姉ちゃん！本物の千堂レイだ！」
ナツメ「そりゃあの人のショーなんだから本物に
決まって…って、待ち時間300分！？」
ケースケ「300分って…5時間！？」
ナツメ「並ぶ…？」
アキノリ「日が暮れちまうよ…」
ナツメ「だよね〜…」
トウマ「…………」
A「……？」
ケースケ「なんか、無理っぽいから帰ろっか…」
ナツメ「あんたが来たいって言ったんでしょ？」
そんなやり取りをしていると…
レイ「ねぇ、君達」
三人「？」
千堂レイがこちらに声をかけてきた。
三人「俺？/私？」
レイ「…そこの君達、こっちへいらっしゃい」
そう言って、トウマとAに指をさした。
トウマ「…僕ら？」
レイ「そう。お姉さんが占ってあげる…」
――――――――――――――――――
そして、話し合いの末に
トウマだけが占われることになった。
レイ「本当に占わなくていいの？」
A「はい、大丈夫です。お構いなく」
レイ「そう…なら仕方ないわね」
ナツメ「トウマいいな〜…」
ケースケ「いいなぁ…」
アキノリ「いいないいな〜」
トウマ「…あの、どうして僕達を……」
レイ「占おうとしてくれたんですかって聞きたいのよね…月浪トウマくん、輪王寺Aさん？」
二人「えっ…！？」
ケースケ「あっ！？」
ナツメ「いきなり名前当てた…！」
アキノリ「いやいや、名札とかつけてるんじゃない？」
ナツメ「ないでしょ…」
ケースケ「体操着じゃないし…」
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海(プロフ) - 前の話も全部読みました。すっごく面白かったです！更新停止してるのが悲しいですけど、いつかまた続きを読みたいです (2月10日 12時) (
レス) id: a3f0b979cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこ | 作成日時：2022年2月19日 10時
