第87話 ページ39
NOside
アキノリ「これは間違いなく妖怪の仕業だな！
名付けて、"空飛ぶ人食いマグロ妖怪"！」
ウィスパー「そのまんまでうぃすね…」
ジュニア「デブ、センス0点〜！」
アキノリ「だから、俺はデブじゃなくて骨太なんだよ！」
ジュニア「0点、0点だぜいっ♪」
アキノリ「とにかく！妖怪探偵団としては放って
おく訳にはいかない！さっそく聞き込みだ！」
トウマ&ナツメ「うん！」
ケースケ「オレ、ちょーっと宿題が…」
ミッチー「ビビるなケースケ！
筋肉をつけて私の様に逞しい男になれば、怖いもの
など何もない！さぁ特訓だ！胸を貸してやろう！」
ケースケ「ちょっ…なんか酸っぱい匂いがするんですけど…！！」
――――――――――――――――――
そして夕方…
五人は公園で青年に話を聞いていた。
青年「あいつは、大学からの帰り道に現れたんだ。
…薄気味悪い、灰色の雲の中から」
――――――――――――――――――
青年side
青年「…？なんだよあれ……」
俺が帰路を歩いていると、
空は薄暗く雷が鳴っていた。
すると…
？『ヴルルルル…』
青年「う、嘘だろ…！？」
更に暗くなった雲から現れたそいつは、
俺の方へ一直線に向かってきた。
青年「う…うわあぁぁぁっ！！」
とにかく俺は、
無我夢中で物陰に逃げ込んだ！
青年「はぁ、はぁ…！」
気がついたら、いなくなってたんだが…
青年「…あ……？」
女の子「ねぇママ、お腹空いた〜！お寿司食べてこうよ！」
男の子「あっ、僕もお寿司食べた〜い！」
俺が暫く隠れていると、
小さな子供の声が聞こえてきた。
母親「そうね〜…ちょっと遅くなっちゃったし、
今日は食べて帰ろっか！」
男の子「やった〜！」
女の子「お寿司お寿司〜♪」
前の親子に気を取られている間に、
またあいつが現れたんだ！
その親子が店に入ろうとした時、
奴は店の中に回り込んでいた。そして…
ガブゥッ！
青年「あ、あ……！！」
そしてあいつは親子を丸呑みにして、
空に消えていった…。
――――――――――――――――――
青年「いつまたあいつが現れるか分からない…
君達も商店街には近付かないことだ。
それじゃ俺はこれで」
そう言って、青年は立ち去ってしまった。
すると、ナツメはとあるものに気が付いた。
ナツメ「あれって…グルグル寿司で貰えるキーホルダー？」
トウマ「マグロ寿司のキーホルダー…前にどこかで
見た気がする……」
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レーニャン(プロフ) - マグロドン(人食いマグロ)の声は「グロロロロ」です。多分、マ"グロ"にちなんででしょう。 (2022年3月24日 21時) (
レス) @page48 id: b30d9de8f4 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ(プロフ) - らららコッペパンさん» 教えてくださり、ありがとうございます！早速やってみますね！ (2022年3月1日 12時) (レス) id: f2bc8e82d6 (このIDを非表示/違反報告)
らららコッペパン - 名前変換をアリにするボタンがあり、この小説の場合｢シキ(で合ってますか?)＝シキ｣みたいにしたらできると思います。暇がある時で構わないのでやってみてください。 (2022年3月1日 10時) (レス) id: d39a98933d (このIDを非表示/違反報告)
ねこ(プロフ) - 時間の止まったリスさん» コメントありがとうございます！私としても名前変換が出来るようになればもっと楽しんで頂けるかなと思っているのですが、やり方が分からなくて…そこは本当に申し訳ないと思います…それでも面白いと思って頂けてよかったです！これからもどうぞよろしくお願いします♪ (2022年1月25日 15時) (レス) id: f2bc8e82d6 (このIDを非表示/違反報告)
時間の止まったリス - めちゃ面白いし、シャドウサイドファンだったので嬉しいです！欲を言うなら名前変換したいですが、作者様の意思が一番ではあります(特に気にしないでいいですよ)が、これからも頑張って欲しいです！ (2022年1月25日 9時) (レス) id: d39a98933d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこ | 作成日時：2021年12月31日 14時
