【妖怪ウォッチシャドウサイド】エンマの妹は妖怪探偵団所属 (ページ41)

今日:14 hit、昨日:7 hit、合計:32,812 hit

第40話ページ41

NOside

アキノリ「なんてこった…」

トウマ「かなり辛そうだね…」

A「うん…」

アキノリ「一刻も早く、もったいない男を引き離さないと…！」

トウマ「正体に繋がりそうな情報とか無いかな…？」

ナツメ「ケースケの話だと、ラーメンを食べようとした時だけ『頂戴』って追ってきたみたい」

ナツメ「でも、Aがくれたブレスレットのお陰で逃げられたらしいわ」

A「そっか、役に立ってよかったよ…」

弱りきったケースケの代わりに、ナツメがそう話す。

アキノリ「…うすらぬらの目撃情報がラーメン店に
固まってるのと、何か関係がありそうだな」

トウマ「だね。…ケースケ、その男に他に何か特徴は無いかな？」

ケースケ「…えっと……なんか、筋肉ムキムキで…」

ウィスパー「このような感じでウィスか？」

ミッチー「ムキムキ！」

トウマ「他にはどう？」

ウィスパー「華麗にスルー！？」

ミッチー「ショック…！」

ケースケ「あっ、Tシャツになんか書いてあった！

『とんこつ命』って…」

ナツメ「とんこつ命？？」

アキノリ「待てよ？確か、そういうTシャツが…」

3人「え？」

アキノリ「…これだ！ほら、このTシャツじゃないか？」

アキノリはそのラーメン店のサイトを見せた。

ケースケ「そう、これだよ…！」

トウマ「じゃあ、この人がもったいない男？」

ケースケ「いや、同じTシャツだけど別人だよ…」

ナツメ「…あれ、ここ閉店しちゃってない？」

アキノリ「マジかよ！結構美味かったのに…」

トウマ「とりあえず行ってみよう、何かヒントが
掴めるかもしれない…」

A「そうだね！」

――――――――――――――――――

NOside

そして5人は、そのラーメン店へ向かった。

ナツメ「やっぱり閉店してる…」

アキノリ「有力な手がかりだと思ったんだけどな…」

A「…待って」

Aが何かに気づいた瞬間、
店の扉が突然開いた。

ナツメ「え……」

それに驚いた様子を見せるが、5人は店の中へ入ってゆく。

――――――――――――――――――

トウマ「スープを煮出している…」

すると、店の扉が勝手に閉じてしまった。
5人は振り向くが、後に電気もついた。

『いらっしゃいませ～…お好きな席にどうぞ…』

『さぁ、当店自慢のラーメンを召し上がってくだかい…』